宮本恒靖引退試合 現地観戦したいのは山々でしたが、転職前に実家でやりたいこと山盛りだったため、断念。
スカパー観戦しました
“2022宮本日本頂上作戦始動”
この断幕スキです。
個人的には日本代表を指揮するツネさんを見てみたい。
国際試合が放送される度に、ドラマやらなんやら、見たいテレビ番組が1週お休みになったり、時間がずれたりするので、サッカーなんてクソくらえ!と思っていた私が、2002年W杯は日本開催ということもあり、何の気なしに見てました。
そこで出逢ったのが、
宮本恒靖 というサッカー選手。
・バットマン 。
・フェイスガード取ったらイケメン だった。
・調べてみれば同志社大卒のインテリ だった。
・英語 もちょっとフランス語 も喋れるらしい。
はい、虜になりました ←単純。
それからJリーグを気にするようになって(主にガンバと地元クラブ)、代表の試合は必ず見るようになって・・・
日本の大学入学にあたり、関西に引っ越し=ガンバの試合見に行けると思っていたら、ツネさんザルツに移籍。
あぁ、何というすれ違い
相当落胆したのを覚えています。
大学に入って、サークルに入って、ずっとやってみたかったフットサルに挑戦してみたり・・・
掛け持ちでアンサンブルもしてみたり・・・
勉強も真面目にして、霞が関の官僚と会えるセミナーに参加したり・・・
ゼミが超仲良くて、みんなでしょっちゅうキャッキャしたり・・・
それなりに大学生活をenjoyしていたら・・・
2回生の時、 ヴィッセルカレッジhttp://www.vissel-kobe.co.jp/college/
なるものを発見
学校のHPに募集が載っているのを見たんだけれど、行ってみうかなぁと思いつつも、まぁ、まだ2回生だし、次機会があれば・・・。
とか思って流していたら、3回生になる2009年、
宮本ヴィッセルに移籍キタ━━━━(゜∀゜)━━━━ッ!!
はい、ソッコー願書書いて、ソッコーポストに走ったよね
その年は定員オーバーだったそうだけど、なんとか合格通知を手にした私は、ツネさんのいるヴィッセル神戸で、1年間スポーツメディアマネジメントを勉強するという、幸運を手に入れたのでした。
ヴィッセル社員やスポンサーの方による週1回の講義
ホームゲームの運営
神戸新聞社の方が全面協力して下さるカレッジ新聞の作成
プロインタビュアーのインタビューにくっついて選手取材
ケータイサイトの記事執筆
プロアナウンサーと元監督に挟まれて、ホームゲーム時のスタジアム内FMアシスタント
沢山の仲間、人生の先輩との出逢い
普通の大学生には絶対にできない体験を沢山沢山させてもらいました。
地元のクラブがJ2昇格を果たしたばかりだったこと。
友達がサッカー関係で仕事をしていたこと。
色々な偶然が重なった時期で、サッカー関係の仕事に就きたいと思ったりもしました。
FMアシスタントを経験して、アナウンサーにも興味が出ました。
とにもかくにも、私がこんなに素敵な経験をできたのは、元を辿れば、ツネさんがいたからです。
宮本恒靖というフィルターを通して、サッカーを好きになれたからこそ、こんなにも貴重な経験ができたのです。
高校生・大学生を対象にしたツネさんの講演会に行ったことがあって、
その時印象に残っていたツネさんの言葉を思い出しました。
学生にメッセージを、ということで、ツネさんが言った言葉。
「進路を選ぶ時、色んな人に相談して、いろんな意見をもらうと思う。
自分もプロサッカー選手と大学生の両立なんて無理やって言われた。
でも、最後は自分で決めて下さい。
大学は5年半かかったけど自分の決めたことやから卒業しました。
自分の選択した道に、プライドと責任を持って下さい。 」
こんな感じの言葉でした。
大学生の途中でグランドスタッフになるというのは、私自身が決断して決めた道。
とてもキツイキツイ仕事だと分かっていて、決めたのは私自身。
ツネさんのこの言葉を思い出して、“私は自分の選択に責任を持ってなかったなぁ”と、反省。
もうちょっと早く、この言葉を思い出していればよかった。
でも、もう引き返すことはできないし、次が決まっているのだから、今回の選択に対しては、きちんとプライドと責任を持って歩んでいきたいと思います。
その講演会の時に貰ったサインがコレ
この講演会の内容もそうだったれけど、引退セレモニーの挨拶聞いても、つくづく、本っ当にクレバーな人だなぁと思いました
以下、ヴィッセル神戸のHPより引用(長いけど引用しちゃいますよ )
http://www.vissel-kobe.co.jp/special/miyamoto/report.html
宮本恒靖氏 セレモニーコメント
今日は宮本恒靖引退試合に、こんなにたくさんの人に集まってもらって、本当にうれしく思います。ありがとうございます。
そして、一緒にプレーしてくれた選手の皆さん、どうもありがとうございました。おかげで素晴らしい試合になりました。
思いがけず、息子の恒凜が、プレーする機会を与えてもらって、本当にいい試合となりました。どうもありがとうございます。たくさんの方の協力によってできたこの引退試合、本当にありがとうございます。
17年間の現役生活を振り返ると、いろいろなことがありました。ガンバで試合に出られなかったこと、ガンバがなかなか勝てなかったこと、それでも少しずつ勝てるようになってきたこと、日韓のワールドカップに出たこと、アジアカップで優勝したこと、リーグ優勝できたこと、ドイツワールドカップに出て悔しかったこと、ザルツブルクに行ったこと、神戸に来たこと。本当にいろいろありました。
でも、プロになった頃、代表になって、ワールドカップに出られるとは思っていなかったです。それでも、毎日の練習、試合を終えて、少しでもよくなったのかどうか、何が悪かったのか、何を変えていかなければいけないのかということを考え続けた17年間でした。そうすることで、レベルアップできたんじゃないかなと思います。
サッカーを通して、必ず考え続けなければいけない、歩みを止めちゃいけないということを学びました。人生の大事なことも、サッカーを通して教えてもらったように思います。ただ、まだ35歳で、これからの人生もまだまだあるので、これからも真摯に、そんなサッカーに向かってやっていきたいなと思っています。
サッカーって、この日本で、もっと大きな存在になれると思います。そうなっていかないといけないと思います。毎試合スタジアムが満員になること、親子三世代が手を取り合ってスタジアムに行くことが普通になること、グラウンドがたくさんできて、子供たちがどこでもサッカーをできること、そして、ワールドカップで日本が優勝する日が来ること、絶対そんな日が来ると思っています。
そのために、皆さんみんなが、それぞれの立場でやることをやりましょう。選手は、いいパフォーマンスを見せて、お客さんに感動を与えなければいけないと思います。そして、皆さんは皆さんの立場で、サッカーのよさ、素晴らしさを周りに伝えていってください。周りの人をスタジアムに連れてきてください。僕は僕でこれから学ぶこと、また経験していくことで、サッカー界の発展に貢献していきたいと思います。
サッカーの力って、本当に素晴らしいと思います。素晴らしいスポーツだと思います。25年前、そんなサッカーに出会えて幸運だったと思います。そんな幸運に感謝をしながら、そして、すべてのサッカー関係者の方に感謝をしながら、17年間ずっと宮本恒靖を応援してくださったファンの皆さんに感謝をしながら、最後に、いつもそばで支えてくれた家族に感謝をして、引退試合の挨拶とさせていただきます。
どうも本当にありがとうございました。
©J.LEAGUE PHOTOS
この写真、素敵。
私はツネさんほど頭の良い人間ではないけれど、これからの毎日、沢山考え、歩みを止めず、前に進んでいきたいなと思います。
ツネさんお疲れ様でした。
そして、ありがとう。
ツネさんがFIFA Masterを取得して、次に何を見せてくれるのか、いちサッカーファンとして楽しみでなりません