本当の優しさ
16,06,2016
ホテルにチェックインをし、部屋に向かう。
古いけど日当たりがとても良い。
夜、私は恩師と恩師の友人Kさんと会い、
ディナーを頂いた。
その後、私はイギリスに住む事の重大さに気づく事となる。
私の着て行った服装について、本気で叱られたのだ。
あれほどイギリスでは服装に充分気を付けなさいと言われていたのにもかかわらず、
全く理解していなかったからだ。
女性一人で異国に住む怖さを、理解出来ていなかった。私の甘い考えが恩師を本気で怒らせてしまったのだ。服装から、私がいかに簡単に考えているかが見てとれたからだろう。
冷静になってくると、自分の考え、行動が
とても恥ずかしく、反省するばかりだ。
ここはイギリス。異国であり、日本にいるのではない。充分気をつけなければ、何が起きても不思議ではない。
甘い考えが服装からわかれば、どんなことになるかと教えて下さっていたのに。
気付かない私がいた。
郷にいれば郷に従え
次の日にロンドナーに見える服を、
M&Sに買いに行った。
本気で叱ってくれた恩師に心から感謝している。
これがイギリスの初日で良かった。
本気で叱ってくれる人は大変貴重な存在だ。
本当の優しさなのだと思った。