突然ですが、

 

詐欺にあった話の続編です。

 

 

昨年8月に、ネット通販でバッグを購入しようとして、

詐欺にあいました。

 

巧妙な手口で、二重、三重に被害にあいました。

 

被害総額は数十万円でした。

 

 

そして今回は、その話の続編です。

 

(ご興味あるかたは、私のリブログ先をご覧くださいね。

何回かにわけて、当時の出来事を書いています)

 

 

 

昨年8月に被害にあってから、

すぐに警察に相談し、必要な手続きは各種いろいろ終えていました。

 

当時、警察の取り調べ?おもいのほか、時間がかかりました。

 

(自分が事件をおこしたがわの犯人としての取り調べでなくて良かったけど。)

 

 

 

被害に関する手続きは終わっていたと思っていたら、

今年の1月中旬、つまり先週、ゆうちょ銀行から封書が届きました。

 

福岡貯金管理センター。

口座管理課 口座管理担当の方からでした。

 

 

中を開けてみると、

 

被害回復分配金の支払申請についてのご案内でした。

 

振り込め詐欺被害者救済法に基づく被害回復分配金の

支払申請の受け付けが開始されたという連絡でした。

 

 

 

 

 

昨年8月の被害時、警察からは、分配金は申請してもほぼお金が手元に戻るのは、

可能性はほとんどないと言われていました。

 

でも、今回、せっかくご案内が来たし、念のため、申請しましたよ。

 

 

申請方法は2つあって、郵便局の窓口に行くか、

自分で簡易書留郵便などで郵送するか。

 

私は、記入漏れとかをその場で確認して欲しかったので、

窓口に行きました。

 

そしてそのほうが、郵送料はかからないので、ちょっとお金の節約にもなります。

 

 

振り込め詐欺被害者救済法の概要が書かれたもの。

 

(日本語なのに、外国語の文章を読むような難しさを感じます。)

 

 

 

 

 

写真が横になってしまいましたが、申請する際の用紙。

 

個人のは提出済なので、予備で入っていた法人向けの申請書のサンプルを

ここに添付しておきますね。

 

見本として。

 

 

名前や住所など記入していきます。

 

 

 

 

そのほかには、

 

身分証明書のコピー(私は免許証をカラーコピーしました)。

 

通帳の番号が書かれた面のコピー。

 

被害時の通帳のお金の出し入れの部分のコピー。

 

 

を一緒に提出するように言われるので、言われたものを揃えました。

 

 

被害にあった通帳は、被害発覚後に、いったん、解約し、

別の通帳の番号で新しいものを作ってもらいました。

 

解約はしてありますが、貴重な記録になるので、保管しています。

 

 

必要な書類など全部、そろったら、

 

預り証をいただけました。

 

兼受付証ですね。

 

 

個人情報が記載されているので、

かくして撮影しているので、

わかりにくいのですが、黄色い縁取りのある預り証です。

 

 

 

 

 

そのあとは、

 

こちらに電話してくださいと、

案内された、ゆうちょコールセンターの

被害に関する窓口に電話して、

話して、と言われたことを話して、

また、口頭で行う手続きをしました。

 

 

そして、今後、私がやることは、しばらく

また連絡待ちだそうです。

 

 

今回、詐欺被害にあい、

 

被害者のための専用の電話窓口の方なども含め、

いろいろお話しましたが、

 

みなさん、本当にお優しい!

 

傷ついている時に、横柄な態度とかそういう、

傷口に塩を塗ってくるような人は皆無でした。

 

優しく親切に対応してくださりました。

 

被害の話をするのがけっこうつらくて、

 

スムーズに話せなくて、言葉に詰まったり、

話しの順番がちょっとおかしくなってしまったりなどありました。

 

50歳の私でもそんな感じなのですから、

 

高齢者だったら、余計に頭が混乱したり、申請することじたい難しい方も

いらっしゃると思います。

 

家族に内緒にしたい案件でもありますしね。(家族に怒られるから)

 

 

もし、このような詐欺に母があっていたら、(74歳)

被害の経緯とか詳細をうまく話せたり、申請などできていたかは微妙なところです。

 

歩いたりは普通にできるのですが、

 

書類など揃えたり、記入はすごく苦手というか、

よくわからない・・・パニックってなりそうです。

 

 

千葉県に住む叔父は77歳は、

申請すらするのを嫌がりそうです。

 

しょうがないと泣き寝入りというか、

お金はもう返ってこないとあきらめることを選びそうです。

 

 

被害を受けて、心臓バクバクするし、

目の前が真っ暗になっているときに、

警察に経緯を長時間話すのが、やはりハードでした。

 

 

こういう詐欺の話って、

 

もし仮に、身近に被害にあわれた方がいても、

その方が詳細を話してくれない限り、

こっちから、詳細聞かせて、とか、その後どうなったのか?

とか聞きにくい案件ですよね。

 

聞かれても、思い出して話すのが、なにげにつらたん、みたいなね。

 

どういう手続きをしていくのか、とかも話さないことが多いと思うし、

逆に話されてもちんぷんかんぷんとか興味ないとかもあるかもしれないけど。

 

 

今、現在、私の読者さんじゃなくても、

 

いつか私が書いたものがなにかのお役に立つかもしれないので、

その後の手続きの件を書き残しておきますね。

 

もちろん、被害にあわないことが一番なんですけどね。

 

 

テレビでも、詐欺の手口がどんどん巧妙になってきている、と言っていたのでね。

 

 

阿部寛の映画「異動先は音楽隊」

 

でも、お年寄りを狙った詐欺被害のことが映像化されていました。

 

こういう詐欺のケースもあるんだ、ということの1例がわかるという意味でも、

この映画、おすすめです。

 

特に、私のような、親が高齢の方の場合には。

 

阿部寛さんの演技も上手ですしね。