最近、とある用事のため横浜を訪れる機会がありました。せっかくの機会なので、1917年7月1日開館で大正時代の雰囲気をよく伝える建築物だと聞いていた横浜市開港記念会館を訪れました。
嬉しいことに使用中の部屋を除く見学エリア内は撮影して構わないとのことだったので、何枚か撮影しました。外観はどうしても歩行者の往来が多く、個人の特定が容易なレベルで映り込むためお見せできず失礼いたします。

玄関から向かって右の階段です。
2階には見事なステンドグラスがあります。

向かって左が呉越同舟、右は箱根越えを表現したとされています。中央では2羽の鳳凰が横浜市章を挟んで向かい合っていて、左右の絵柄共々横浜市が国際都市として羽ばたいていけるようにと言う願いを感じました。

こちらは「開港記念」に相応しく、ペリー提督率いる艦隊(=黒船)の旗艦、ポーハタン号が表現されています。

この欄干にも凝った意匠のある螺旋階段は「ジャックの塔」と呼ばれる時計塔に続いています。見ての通りこの日は立入禁止の札がかかっていましたが、稀に登るイベントが開催されるようです。

こちらは特別室(=貴賓室)です。開館わずか6年後(1923年)に関東大震災で会館そのものが大破する前はもっと豪華な内装だったようですが、今の淡いピンクの絨毯に白いカーテンという優しい雰囲気も居心地良さそうです。
その後は1927年に再建、1989年にはドーム含めた開館当時の姿に復元、2009年にはステンドグラスの修復が行われて今に至っているということでした。