遅ればせながら、明けましておめでとうございます!超お久しぶりです、セリナです!またまた半年近く更新出来なくて、すみません。。。この半年の間に’エラ・メイ ( Ella Mai )の’Boo’d Up’や、ドレイクの’In My Feelings’が大ブームになったりと、RnB界では様々なことが起こりました。

そんな中で、最近私が注目しているのがイギリスのアーバン・ミュージックです。元々イギリスにはジャマイカ・カリブ系やアフリカ出身の方々が多く、イギリスのアーバン・コミニティーから様々なムーブメントが生まれる土壌がありました。その特徴はとにかく’ハイブリッド’!ナイジェリア出身の’フェラ・クティ’が生み出した’アフロビート’や、ジャマイカの’レゲエ’。これらがミックスされ、アメリカやカナダとはまた異なるイギリス独自のアーバン・ミュージックや文化が形成されていきました。以前にこのブログでもご紹介させていただきました’ラヴァーズ・ロック’ ( レゲエのサブジャンル。’ラヴァーズ・ロックとは何か?’をご参照下さい。 )や、’アフロビート’がよりダンサブルに進化した’アフロビーツ’。イギリス独自のヒップホップ/ラップ文化 ( UKラップ/トラップやグライム/ドリルなど )も今再び注目を集めています。そんなハイブリッドなイギリスのアーバン文化を背景に誕生したのが、’アフロ・スウィング’’アフロ・バッシュメント’という新しいジャンルです。ちなみに、’アフロ・スウィング’と’アフロ・バッシュメント’は同じジャンルを指します。他にも’アフロ・ウェィヴ’’UKダンスホール’等様々な呼び方が存在しているようです。この’アフロ・スウィング’ ( 個人的には、この呼び方をしています。)は、イギリス産の’アフロビーツ’とジャマイカ産の’ダンスホール’をミックスした独特の重いサウンドが特徴です。このサウンドに歌やラップを乗せるというドレイク的な手法を取るシンガー / ラッパーが多いようです。正直言いましてまだ私自身も把握しきれていない部分が多いジャンルですが、これから本格的なブームが起こるかもしれないと思い、大雑把ながらご紹介させていただきました。まだまだ情報が少ないジャンルですが、是非注目してみて下さいね!他にもカリブにある’トリニダード・トバコ’のカーニバル・ミュージックである’ソカ’とイギリスの’アフロビーツ’をミックスした新ジャンルが誕生したりと、イギリス・カリブ・アフリカ、さらにはラテン系のアーバン文化の交流が進んでおり、これからもアーバン・ミュージックから目が離せません!またの機会にこの’アフロ・ムーブメント’とも呼べる、ホットな話題をお届けしたいと思います!それでは、本年もよろしくお願いします!

下記に’アフロ・スウィング’のURLを掲載しておきますので、是非ご覧になってみて下さいね!

1. J Hus ‘Did You See’
*メロウです!かなりオススメです!

2. Yxng Bane ft Kojo Funds ‘Fine Wine’

3. Kojo Funds + Abra Cadabra ‘Dun Talkin’

4. UK Afro Swing / Afro Bashment Mix 2017 - DJ Shingala feat. J Hus, Afro B, Belly Squad, Tion Wayne
*少し古いですが、ポイントを押さえたミックスになっています!

5. Just Banco ‘Lad’

6. Dreadz ‘Fever’
*5・6番目の楽曲は’Afro Swing’というチャンネルからご紹介させていただきました。こちらの’Afro Swing’というチャンネルはすごくおススメです!不定期ですが、ランダムに新しい曲やアーティストを紹介してくれます!