市川海老蔵 オーラの泉 四柱推命で検証 | 占い奮闘記 占い師への道

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最近オーラの泉にはまっている。

番組が放送されていた当時は、スピリチュアルなことに興味があり好きで時々見ていたが、今は四柱推命の命式に現れる宿命との関係を照らし合わせながら見ている。

今回は市川海老蔵について書いてみたいと思う。




まず、命式がこれ↓








この回のオーラの泉の中で、気になった事柄をピックアップしてみたいと思う。



①宿命と運命について

江原「宿命は決まっていますが、運命は変えられます。」


私も全く同じ意見だ。

私は転生輪廻を信じている。

前世で果たせなかった課題が、今世においての宿命となって生まれ変わると考えている。
この課題=宿命を乗り越えることによって、次なるステージへとレベルアップすることができるのだ。

今世で課題を乗り越えられなかった場合は、同じ課題を来世にまた持ち越すことになる。
その課題を自ら解決しない限り、いつまでも同じ場所でぐるぐる回っていなければならない。

今世で与えられた課題こそが宿命であり、四柱推命の命式に現れる内容であると確信している。
命式に現れた宿命が、たとえとても厳しい内容であったとしても、乗り越えられない試練を天が与えるはずもなく、それどころか自分でその宿命を克服するために望んで生まれてきているのだ。
生まれ変わったことで果たすべき課題があることを忘れてしまい、自分は悩みの多い苦しい人生を送っていると宿命を呪うことは、自分自身が立てた目標であるにもかかわらず、手もつけず努力しないまま、できないと放棄しているのと同じことだ。

宿命は今世で乗り越えなければならない目標であり、努力によって目標達成に近づくことは、運命を切り開くことになる。

宿命は決まっているが、運命は変えられる。



②海老蔵が思う自分の転機について

海老蔵「17才の時と最近」

17才(1994年)と27才(2004年)は印星という星が巡っている。

海老蔵は丁(火)の人であり、丁(火)は灯火に例えられる。
平常はゆらりとした雰囲気だが、ちょっとしたことで炎のごとく怒る激しさをもっている。
灯火はいつかは消えてしまう火なので、その灯を消さないように燃料となる大木(木)とその木を切り倒す刃(金)が必要である。

この燃料である(木)は四柱推命でいうところの印星という星であり、刃である(金)は財星という星に該当する。

印星は親、祖先、名誉、後援者、宗教、信用、人気、師匠などの意味がある。
この印星の意味は、海老蔵にとっては自分自身である灯を燃やし続けるためには必要不可欠なのである。


<17才の転機>

17才の時、祖父の影響を受けて歌舞伎の世界が素晴らしいものであることを認識でき、祖父にあこがれ、ある意味、師のように感じていることは、この印星が巡っていることが影響していると考えられる。
本人の話には出ていなかったが、その後27才の時にも印星が巡っており、この年に海老蔵を襲名している。


<最近の転機>

四柱推命では10年ごとに変化していく大運と呼ばれる運気がある。
命式に持っている宿命とこの大運との関係で、現在どういう運気の状況にいるかを予想することができる。
海老蔵の場合、この大運が10才辺りから始まり、その後10年ごとに運気が切り変わっている。
この大運の切り替わり時期を交運期という。
このオーラの泉が放送された2008年は、ちょうどこの交運期を迎えており、変化変動の大きい時期にいたと思われる。




③生まれ変わったらお坊さん

②で海老蔵にとって印星が大切であることを説明した。
海老蔵本人もそれが自分にとって必要であることは、経験からも感じているのだろう。
印星は精神世界を表わす星であり、自分を強くするための信念や思想となる考えだ。
そういう絶対的価値のあるものや真理を追究したいという気持を想像したとき、生まれ変わったらお坊さんになりたいという海老蔵の言葉も理解出来る。



④父親との関係

舞台の演出方法について、父親との意見が分れて衝突することがあるとのこと。

命式を見ると、年柱に比肩・劫財がある。
これらの星は、自我の強さ、自立、独断、独行を表わす星だ。
この位置にあることは、稼業を継ぐよりも、家を出て自分の力で新しいことにチャレンジしたい、独立したいという意識が強いと思われる。

親や祖先との関係に不和や分離、衝突がおきやすい暗示がかかっている。
ただ、年柱が空亡(力を亡している状態)であることから、この暗示も破壊を招くほどではなく、大きく軽減されている。
ある舞台で、父親の方は伝統に基づいた手法、海老蔵は新しい演出をしたいということで意見が別れたが、結果的に自分の考えを通している。
これは比肩・劫財の一面が現れていると思われる。


海老蔵の人生を取りまとめている星は、月柱の正官である。
この正官は規律やルールを表わす星で、相続、継承、安寧、組織、秩序という意味を持つ星だ。
この正官の意味を自分の柱として守っていくことが最重点の課題である。
歌舞伎という伝統を守り、そのルールの範囲内で新しいことを生みだし提案していくことは、正官の意味と比肩・劫財の意味を上手く使うことに繋がる。
またそれが出来る人である。

他にも正官は男性にとって子供という意味がある。
子供を大事に思い、子供を守る為に頑張っていくことが、正官の意味を意識することになる。
親として当然ではあるが、子供の存在により自我を抑えることができるという図式が命式に表れていることから、子供の効果は大きいと思える。



⑤結婚について


海老蔵「結婚できますか?」

命式に偏財という星がある。
これが女性の星である。
これを見ると、結構女性縁の多い人であるといえる。
ただ、これらの女性はなかなか自分のものとなりにくい面があり、海老蔵自身も女性の存在よりはどちらかというと仕事の方を自分の意識の中に優先させるところがあるのではないかと思える。

実際には、その後2010年に結婚している。
その年は女性運の高まる時期ではあるが、命式にある偏財の女性ではないようだ。


偏財を海老蔵の性格面として見たとき、社交的で明るく、人と関わることが好き、派手好みという性質として現れやすい。
また、流れていく時代を読み取る先見的な目を持つところがあることから、芸能人としての資質を表わす星でもある。
確かに海老蔵はそんな一面がある人ではないだろうか。



⑥傷官の大運

②の転機のところで触れているが、30才を超えるころから運気が切り替わり、傷官の運気に入っている。
傷官は名前のごとく、官を傷つける星である。
正官を傷つけてしまう運気に入ったということだ。

海老蔵の運命の元である正官に傷がつくことはとても大きなダメージとなる。
幸い海老蔵の場合、命式に偏財をもっていることから、偏財を使うことにより傷官の脅威は回避されるはずだ。

2010年に大怪我を負っている。
この怪我が海老蔵の言動や行動が基となっておきたことだとしたら・・

傷官は自己表現の星であり、感情の起伏の激しさ、思った事を全部口にだしてしまう、好き嫌いの激しさ、束縛を嫌うという意味をもった星である。
要は、自分の言動や行動が災いし、そのことで仕事や信用を失う可能性があるということである。

偏財の意味である先を見通す力、協調性、柔軟性、何よりも自分の置かれている現実をきちんと把握できる冷静さを意識することで、傷官の作用が正官に及ばなくてすむのである。
元々そういう面をもっているはずなので、40才を過ぎるまでは意識しておくほうが良いと思う。

この傷官を抑える方法がもう一つある。、
実は先程から触れている印星なのである。
印星は、傷官が悪い方向に働かないように調整してくれる効果がある。
誇り高き心を忘れず、応援してくれる方々やファンの方々の大切さを胸に刻むとともに、慈悲の心をもち、感情面を抑えるというのではなく、もっと大きな視点での表現方法として自分の中で変化させていくことが、印星を使い傷官の力も利用できる方法となるはずである。


顔面に大きな怪我を負ったが、顔面は木火土金水という五行でいうところの木の箇所である。
木は海老蔵にとって印星に該当する。
海老蔵にとって印星を意味する顔にダメージを負ったことは、印星の意味に気づきなさいというメッセージだったとしたら・・・・つじつまが合いすぎて恐ろしい



最後に・・・
江原曰く、洞窟の中で祈りを捧げていたという前世があるという。
洞窟の中は暗くて明かりとなる火が必要だったはずだ。
今世で灯火を意味する丁(火)の日に生まれているのも、無関係ではないかもしれない。



YouTubeのオーラの泉の画像↓

https://youtu.be/7UbSDqnqhJU