京都大好きなT子ちゃんのお話が続きます




私の記憶が曖昧なのですが



彼女は京都の大学へ進学したと人伝てに

聞いた気がします




その後20代で

彼女は自ら命を絶ってしまいます


病気を苦にしたからではないかと

同級生から聞きました



とても悲しいお知らせでした





何年かして

私は結婚し


ある夏に小学生低学年の息子と幼稚園児の娘を連れて

旦那さんの車で

京都府舞鶴市の私の母の妹の家に2泊で出掛けました



父母は別行動で先に叔母の家に到着


私達4人は子供にせがまれ 

途中の海で遊びながら向かいました




叔母の家に大勢で泊まるのも申し訳ないと思っていたので

一泊目は海水浴が出来る近くの民宿に泊まるつもりだと叔母に言ったところ

叔母が民宿を予約してくれました





若狭湾の

青葉山


別名

若狭富士(福井県側からの眺めが富士山に似ているから)

が見える綺麗な海水浴場から近い宿でした



民宿に到着し


寝床に入った夜

夢を見ました






T子ちゃんの姿は見えないのですが

T子ちゃんの声がしました






「Mちゃん(私)も おいで」 と一言


!?



自分でもびっくりするくらい

一瞬で

私は返答しました



「まだ行けない!」



夢の中でのやり取りでした



「おいで」って、

向こうの世界の事を意味するよね…

頭の中で考えました



あまりの怖さに目が覚めました




京都大好きだった彼女だから

京都に来た私に会いに来たのかもしれない


と思いました




この話にはまだ

びっくりする続きがあるのです




つづく




本当に体験した怖い話

 

 

 

 

 

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