映画見返し第9弾です。
『ヘルタースケルター』(2012年)
評価(5段階評価)
3.0 ★★★☆☆
見どころ
岡崎京子の伝説的コミックを、「さくらん」の蜷川実花監督が映画化。体を張った演技を見せる主演の沢尻エリカに加え、綾野剛、水原希子、桃井かおりら豪華キャストが集結!
ストーリーと感想
芸能界のトップに君臨するスーパースターのりりこ。絶大な人気を誇っていたが、じつは彼女は全身整形で美しくなったという秘密を抱えていた。そんな矢先、りりこの通う美容クリニックで犯罪行為が行われており、りりこ自身も整形の後遺症に苦しめられていた。
容姿端麗なりりこだが、「目玉と爪と耳とアソコ」以外はすべて作りものだった。全身ではないにしても、芸能人=整形が当たり前というイメージがあるためリアルに感じられる。また、自分より若い後輩が現れ、築いてきた地位がいとも簡単に脅かされていく様子も、いかにも芸能界らしい。内容はダークだが、赤を基調とした色彩の映像が印象的で美しかった。
『さくらん』(2007年)
評価(5段階評価)
2.5 ★★★☆☆
見どころ
遊郭に連れてこられたひとりの少女が、やがて江戸の花街・吉原一の花魁へと成長していく姿がエネルギッシュに描かれる。椎名林檎が音楽監督に挑戦したことも話題に。
ストーリーと感想
吉原遊郭・玉菊屋に売られてきた8歳の少女・きよ葉は、逃亡を試みるが即座に捕まってしまう。トップ花魁・粧ひの挑発に乗せられ吉原一の花魁になる決意を固めたきよ葉は、人気遊女への道を駆け上がっていくが、ある日、客の惣次郎と激しい恋に落ちる。
幼いきよ葉は、風呂で多くの女たちの裸体を目にし、自分も『女』になっていくことに恐怖を覚える。店番である清次がすぐに彼女を捕まえに来るが、そのとき桜の花弁がふと舞い落ちる。吉原では咲かない桜の樹を二人で見つめながら、「この樹に花が咲いたら、ここから出してやる」と言う清次に対し、きよ葉は「てめぇで出る」と言い放つが。

