みなさん、こんにちは。
もう6月も終わりますが、北海道にいる私はまだそれほど暑さを感じません。
神奈川にいた高校時代は熱いし、通勤電車の中むさくるしいし、本当に大変だったなあ~。
大学に入ってからの1年余り。まだ、天国で暮らしているような感覚に浸っています(オーバー)
昨日は、ちょっと思い立って、詰将棋を作ってみました。4時間ばかり夜更かし...。
そしたらなんと!!人生最高傑作の25手詰めが出来てしまったのです!うれしー!
詰将棋って、ほんとうに奥が深いです。解くのも楽しいけど、作るのはもっと楽しいです。
ということで、今日は私の詰将棋作成のこと書きます。将棋知らない人、ごめんなさい。
私が詰将棋を作るときは、まず実践形に似せて、適当に詰みそうな局面を作ってみます。
それから、その局面における詰め手順を考えます。
あまりにも簡単に詰んだり、逆に詰まなかったりするときは、
攻め駒と守り駒のバランスを、適当に調整します。
そうすると、意外と、詰将棋らしい詰め手順に出会ってしまうものです。
詰将棋って、華麗な捨て駒がいくつも出てきたりして、すごい特殊なように思えるけど、
攻め駒と守り駒を密集させると、捨て駒って、結構たくさん出てくるものなんです。
で、きれいな詰め手順が一つ見つかった。でも、ここからが、詰将棋作成最大の難関です。
「余詰め」がないかどうか、チェックしないといけないのです。これが本当に大変!
「余詰めがある」、とは、「攻め方が別の手を指しても詰んでしまう」ということ。
これがあると、詰将棋として成り立ちません。余詰めがないからこそ、詰将棋なのです。
で、その余詰めをなくそうと、駒の配置を微妙に変えていくわけですが、
これがなかなかうまくいきません。いくらやってもうまくいかない場合が多いのです。
つまり、余詰めをなくす段階で、最初に考えた形はたいてい、ボツになってしまいます。
一週間考えても一問も出来ない時もあります。
余詰めは、消せそうで消せないものなので、いつもじれったい気持ちになります。
もう少しで完成しそう!というときは眠れずに考え続けますが、
その「もう少し」はたいてい幻想で、なんの収穫もなく夜更かしの害が残ってしまうことばかり。
私はそういうとき、完全に詰将棋の中毒症状を起こしています。
そうして試行錯誤の詰将棋作成を続けていると、時々、ふいに奇跡に出会います。
余詰めのない、正解手順がたった一つしかない局面に出くわすのです。
そのときは、本当に、身もだえするような嬉しさがあります。ちょっと変な表現ですが。。
それで、昨日は!!超が一兆つくほどの奇跡が起こりました。
たったの4時間で、25手詰めのいい感じの詰将棋が完成したのです!!
明らかに自分の実力以上の作品ですが、たまたま完成してしまいました。
詰将棋解答ソフトに解かせて余詰めがないことを確認し、ほっと一息。
では、一応ここに完成した作品を載せますね。
(2九に攻め方の歩があることに注意してください。もし解く方いらっしゃいましたら。。)
一応自然研究のブログのつもりなんですが、こういうこともたくさん発信するつもりです。
ではまた、さようなら~。