今回は、
コース形而上学の学びと実践の違いについてです。
私たちは、まずはコースの形而上学を学んでいきますが、実際のところほとんどの学習者は、形而上学の学びと実践はまた全然違うところがわかっていませんし、それを詳細に教えてくれるところ(情報)もありません。
例えば、コースでは、一般的には「聖霊を教師にする」と言われるので、聖霊を教師にしようしようとして、それで実践しているつもりになっていたりしますが、
ワプニック博士の解説でちゃんと学ぶなら(「聖霊の教室」勉強会で学ぶなら)それは、「自我を教師にすることをやめる」ことだということがまず学ばれていきます。
しかし、それを実際に「日常の中で実践していくにはどうするのか?」「何をしていくのか?」となると、正直なところ皆目見当もつかないということになりかねません。
そして、自分なりに「自我を教師にするのをやめるんだ!」として、自我を敵視したり除外したりしてさらに自我を強化してしまったりもします。
しかし、「聖霊の教室」勉強会で学ぶと、聖霊を教師とするとは、=自我を教師にするのをやめること(=一歩下がる)ということであり、「じゃあそれは日々の実践ではどうしていくのか?」といえば自分の考えや信念を「疑問視すること」だということが学ばれていきます。
このコースを学ぶには、あなたが抱いている価値観のすべてを疑っていこうとする意欲が必要である。一つでも隠されて曖昧にしておかれるなら、それはあなたの学びを危うくするだろう。(奇跡講座テキスト第24章序.2:1.2)
しかし、そのような答えが与えられたとしても、初めのうちはなぜ疑問視するということが、それがどういうことなのか、なぜそれが有益なのかということもわかってはいません。
また、これは真剣に、真摯にコースを学んでいる人ほど、受け入れにくいことかもしれません。
なので、最初はただ言われたままにしていくことにはなるのですが、それでもそれを続けていくなら、その意味や有益性が身にしみてわかってくるのです。
しかしながら、いざ疑問視するにしても、コースの形而上学が入っていないとそれも無意味となってしまいます。
そういう意味で、形而上学と実践の両輪が大切であり、なので、コースもテキストとワークブックという形態で準備されていると言えるではないでしょうか。
ありがとうございました。
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「聖霊の教室」掲示板・みんなの広場の勉強会のシェアの記事より
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