私たちはコースの教えを通して、純粋非二元を学んでいます。

 

世界はない。

他者はいない。

私はいない。

 

これは確かに真理であり、私たちが学んでいるコースの中心概念です。

 

 

もちろん、巷のノンデュアリティや悟り系でも、このことを言っていますし、私たちもコースを通してこれを学んでいっています。

 

 

ですが、

私たちは今この真理を忘れてしまっています。

 

私たちは、真理を忘れ、愛を忘れ、平安を忘れ、真の自己を忘れることにより、

世界を実在させ、他者や個別の自分を実在させています。

 

 

今、世界を知覚しているなら、過去にどれだけ素晴らしい一瞥体験をしようとも、どれだけ知識があろうとも、

そういうことなのです。

 

 

なので、コースはこのレベルから始まります。

 

私たちは、愛や真理は忘れてしまっているし、愛や真理を語ることなどできないのですが、

自我のことならわかるし、語ることができます。

 

なので、コースは、私たちが忘れてしまっている愛や真理や実相のレベル1ではなく、真理を忘れ、幻想を実在させているレベル2の部分のお話です。

 

参照:JACIMサイト別館 JQA#18: 「レベル1」と「レベル2」というレベル分けについて:(色分けによる説明)

 

 

だからこそ、学んで実践していく必要があるのです。

 

 

そうしていくことにより、

この世界の中で普通に暮らしながらも、

 

世界はない。

他者はいない。

私はいない。

 

ということを、体験的に学んでいくのです。

 

 

それを、ワプニック博士の解説するコース形而上学で正しく学んでいくと、そこに至るまでの階梯がはっきりと見えてきます。

 

そして、私たちは何をどのようにして学んでいくのかもはっきりとわかってきます。

 

 

すると、文字通り

 

世界はない。

他者はいない。

私はいない。

 

ということが、少しづつですが体験的にわかってくるのです。

 

そして、それを完全に受け入れることが、私たちのゴールであり、それがコースのゴールである実相世界です。

 

 

その時、私たちは真に、

 

世界はない。

他者はいない。

私はいない。

 

と理解し、知覚しているのです。

 

そのために、私たちはこうして学んでいると言えます。

 

 

 

なので、真理においては文字通り、

 

世界はない。

他者はいない。

私はいない。

 

のですが、

 

 

私たちは、この今も世界を実在させ、他者や個人の自己を実在のものとしているので、

コースの教えと実践を通して、純粋非二元(ピュア・ノンデュアリティ)を体験的に学んでいっているということです。

 

 

 

◉お知らせ◉

A Course in Miracles(奇跡のコース・奇跡講座・ACIM)を通して、純粋非二元(ピュア・ノンデュアリティ)を学ぶ。

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