黒田バズーカは確実に日本の経済を支えてきた。
この事実は確かに揺るぎはない。
だが、支えてきた。
つまりは過去形だ。
アベノミクスと言う名のただのまやかしは、日本経済に何の効果も生まなかった。
何故なら、日本の致命的な課題である、少子高齢化は全く改善せず、
プライマリーバランスも税収増を全て打ち消すほどにバラマキを続けた。
言葉巧みに誇っていたが、金メッキ、張りぼて、つまりは中身がなかった。
一つだけ言えるとしたら、民主よりはマシだとみられた。
それだけだ。
一般市民は、特に金を持っているような人間は、その事実を冷静に受け止めていた。
そして、増税を控えてマイナス金利と言う諸刃の剣に日銀が手を出したとき、
投資家たちは日銀の手詰まりを悟った。
そして、株は売られた。
そもそも、成長性のない日本は、貸出先も無いと言える。
マイナス金利をして借りる人間は、借りられなかった人間に限られる。
つまり、アメリカが崩壊したサブプライムと同じで、
要するに低所得者やリスクに高い人間の借金が増える事にしか繋がらない。
貸出先のない日本で日銀が打ち出したマイナス金利は、未来の破たん懸念の増加でしかない。
アベノミクスの財政出動も、日銀のマイナス金利も、
その二つが示すベクトルは未来の崩壊を示している。
だから、株は売られた。
外的要因と言い訳をしているが、NYダウ平均は日経平均程に滑落はしていない。
そもそも、安倍が言うように日本経済は順調であるのならば、金利は上がる方向に向かう筈だった。
景気回復局面の利下げなど、あり得ない。
マイナス金利はアベノミクスバブルの終わりを示している。
実体経済が多少上向いても、人口減の日本には未来はない。
企業の目はもう国内ではなく、海外に向けられている。
日本の政治家は馬鹿である。
馬鹿だから、口と血統だけで生きられる政治家として生きている。
政治を無視し、世界へと向けて企業は羽ばたくしかない。
悲しいが、それが今の日本の現実だ。