かつて飯炊きは最も過酷な家事。
朝の5時からかまどの前に座り、焦げ付きを心配しながら1時間もはりつかねばならなかったから。
火加減1つ間違えれば女房失格とののしられた時代。
日本人の主食に対するこだわりは尋常ではない。
「簡単にご飯を炊きたい。」
そんな人々の夢が実現したのは1955年東芝が発売した自動式電気釜ER-4。
初任給が6000円位の時代に価格は3200円だったそうです。
日本人の生活に欠かせない炊飯器は戦後10年目3年をかけてようやく誕生した。
夢の家電が誕生したのは小さな町工場2人の男が考えたのだ。
スイッチ1つで誰にでも簡単にご飯が炊け、失敗がない夢の家電は主婦達の圧倒的な支持を受け、爆発的なヒット商品となった。
自動式電気釜の発明によってかまどから解放された主婦達、これをきっかけに女性の社会進出が可能になったと言っても過言ではない。
日本人の主食であるお米を簡単に炊けるようにして女性をいたわってあげたいという思いから始まった炊飯器の開発。
その道のりは決して平たんではなかったが、その苦労と努力の分、私達の生活に素晴らしい感動を与えてくれた。
1955年発売、東芝製自動式電気釜の登場により、かまどの煤や煙がなくなり住宅事情も大きく変わった。
優しい男は他にもいろいろ作りました。
洗濯機、冷蔵庫、掃除機 etc…
女性を何とかつらい家事から解放させたいという思いから。
優しい男たちは、当時給料の半分から何倍もする家電を妻の為に買いました。
優しい男たちのお話です。
福岡
