ここ数年、横手市での新規ラーメン店のオープンが多いですね。個人的に色々思うことはありますが…、それは後述。





さて、このお店も新規オープンの一つ。







横手市赤坂上後野延にある「だしと麺」さんです。
建物をみればピンとくると思いますが、担々麺専門店廣→中華料理店蓮があった場所です。


割と短期間のうちに入れ替わった印象ですが、何かあったのでしょうかね…?
廣や蓮で提供していたスパイスの効いた担々麺は、ベーシックな味噌ラーメンが大好きな県南の民には受けなかったんでしょうか…?(個人的超偏見)
汁なし担々麺が好きだったので残念です。



閑話休題。
件のお店です。
お店のバックボーンについてSNSで色々推測されているようですが、食べる側としては美味しければとりあえずはいいかな?と。




券売機の写真を撮り忘れましたが、味噌あり担々麺あり、二郎っぽいまぜそばありと種類は色々。
初めてなんで左上の法則で。





トキメキ中華そば(880円)

かいわれ、ネギ、チャーシュー、細めのメンマ、ワンタン。
デフォでワンタン入ってるのはお得感あり。




スープ。
「だしと麺」という店名から、勝手ながら個人的にかなりあっさり系かと思いましたが、油分が効いてて割と力強いスープと思いました。
丸鶏とはまぐりの出汁とのことです。



麺。
中太麺で、軟すぎず硬すぎず。
主張の強すぎる麺ではないです。




チャーシュー。
スープで温めるとホロホロ系。



ワンタン。
トッピングではなく、デフォで入ってます。
肉感もあり、お得な気分です。





和え玉(200円)

券売機横にオススメ、人気と書いていたので思わずポチッと。
普通にラーメンどんぶりで提供されます。
麺は同じもので、麺量も結構あり。




出汁の効いたタレがかかっているので、そのままでも十分食べられます。
というか、個人的にこっちの方が美味かった(単に味の濃い方が美味いと感じる馬鹿舌ってのもありますが…)。
昆布酢やラー油で味変するとなお美味かったです。


ごちそうさまでした!!








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さて、冒頭の新規オープンのラーメン店について個人的に思う事です。あくまで個人的な意見です。

新しいお店がオープンすること自体は嬉しいしウェルカムなんですが、ラーメン店の比率が高いのはなんでなんすかね?

飲食店に関してド素人が勝手に想像するに、オープンする上で比較的ハードルが低く、ある程度集客が見込めるからなのかな?と。
また土日祝のお昼時だと、チェーン店のみならず個人の飲食店にも行列が出来ることも珍しくないくらいで、この地域は「外食」が盛んな面もあることが新規オープンを後押ししているのかと感じています。ある意味で娯楽としての側面もあるかも知れませんね。

ただ、ぶっちゃけ「またラーメン屋かよ」と思う事もありますし、そういう声も他から聞かないでもないです。それくらい、新規オープンする飲食店のラーメン屋率が高い気がします(別業態が新たにラーメンを提供するケースもあるし)。

それだけラーメンというコンテンツは強いんだろうなと思う一方、ラーメン店ばかりだとお客を食い合っている気もするし、この少子高齢化の地域において従業員の奪い合いになっていやしないか?と気になったりします(ここ何年か新規オープンに際して、メインスタッフについて割とギリギリまで求人情報を出してるのを見ているので)。
雇用の場が増えるのは素晴らしいけど、労働人口が減ってる点が解消されていない以上、必然的に人の食い合いになる訳で。それでかつ、同業態が飽和していくと淘汰されるだろうし…。
横手は新規オープンするお店が多いですが、ひっそりと閉店するお店も何気に多いと感じています。個人的な感覚だと、最初は良くても別の新規オープンするお店があれば興味がそっちへ行ってしまうのか、スタッフが確保できないのか…。長続きしないお店が結構あるような気がします。市場原理といえばそれまでですが、なんか惜しい気持ちになります。

出店協定を結べとか言ってる訳じゃないですが、もし切磋琢磨ではなく単に店同士が客も人も食い合ってる状態だとしたら、新規オープンも手放しで喜べないなぁと勝手に心配しているだけです。


結論の出ないぐちゃぐちゃな話でしたが、思ったことを書いてみました。