個人的に大曲といえば、映画館というイメージが未だにあります(年代がバレそうですが…)。


覚えている人も沢山いると思いますが、月岡シネマですね。


小学生の頃は月岡シネマで映画を見て、近くの古本屋やゲームセンターへ行くのが最上級の遊びでした。
お金に余裕があればドムドムバーガーではなく、背伸びして飲食店へ行ったりもしました。



当時、映画鑑賞後に友人と映画館前にあった喫茶店へ行こうとしたらたまたま休みで、「どうしようか?」とウロウロした挙げ句に立ち寄ったのがこのお店。






大仙市の麺屋あり坂さんです。

駅前の花火通りの一個隣の通りにあります。






メニュー
オーソドックスな醤油・味噌・塩もありますが、一捻りある独自のメニューが目を引きます。



その中で、ずっと前から好きなこのメニューをオーダー。







打ち上げラーメン(900円)

小学生の頃に既にこのラーメンのベースとなる「タバスコラーメン」はあったと思います。
当時ですらインパクトのあるメニューだったので、名前や独特な味は覚えています。






目を引くのが「花火焼き」。
餃子の皮で挽き肉等をサンドして揚げたもの。
「揚げ餃子じゃん?」と言われそうですが、それとは違いむしろハンバーグ的な味わいがします。
カリカリして美味しい。





花火焼きの下にはコーン、キクラゲ、ワカメ、ネギ、野菜、メンマと具だくさん。
なかなかのボリューム。





なんと言っても独特なのが、このスープ!!
トマトスープがベースでタバスコが入っているとか。
出汁がどうこうってラーメンとはある意味、一線を画しているかもしれません。

タバスコ入りってなると「辛いの?」って思われるかもですが、確かに程よく辛いけど、それ以上に飲んだあとに来る独特な甘みが非常にクセになります。

小学生の頃にこのインパクトある味を覚えてしまうものの、そんなに何度も行くこともできず、大人になってふと思い出し食べた時の感動といったら…。

あの頃と全く変わっていないこの味は唯一無二です。
個人的には家にあったら毎日飲みたいレベルです。





麺は中太縮れ。
モチモチしていて、変に主張が無いのでこのラーメンには正解な感じがします。




サラダが付いてくるのが、何気に嬉しい。
ボリュームのあるラーメンにサラダなら900円は結構コスパはいいと思います。




この手のラーメンは好き嫌いはあると思います。
自分の場合、思い出補正も入っています。
でも、この独特なラーメンは他では絶対に食べる事はできないでしょうし、皆が思っているほどゲテモノではないです。

むしろ独特過ぎて、クセになってしまうとハマってしまう系のラーメンと言えます。


合う合わないはあるとは思いますが、一度試して欲しいラーメンの一つですね。
個人的にはこのスープが好きすぎて、クリームらーめんやホワイトらーめんが未食なので、いつかは試してみたいです笑



ごちそうさまでした!!
いつまでも営業していてください!!