カツ丼美味しいですよね、カツ丼。

 

ここ秋田県には個性的な食堂のカツ丼がありまして、ネットでは誰が呼んだか「秋田3大カツ丼」と言われているお店があるようです。

合っているか分かりませんが、個人的な意見としては

 

 

 

いときん食堂(由利本荘市)

日乃出食堂(仙北市)

吉兵衛(横手市)

 

 

の3店舗ではないかと勝手に思ってます。

 

それぞれで特色あるカツ丼を提供しており、甲乙付けがたいですが、あくまで個人的な好みで言うと「吉兵衛≫日乃出≫いときん」の順で好きです。

理由と合わせて、ひとつづつ紹介して行きたいのですが、まずはこの店。

 

 

 

 

 

 

 

日乃出食堂(仙北市角館町)です。
 
 
行ったことがある方なら分かると思いますが、かの有名なラーメン店「自家製麺伊藤」の隣にあります。
何とも悩ましい立地ですが、ここのカツ丼を知ってからは日乃出食堂に吸い込まれることの方が多くなりました。
 
 
 
店舗内(この日はだいぶ空いてました。窓の奥に見えるのは伊藤の店舗です)
 
メニュー
 
前の古いメニュー札が「ソティー丼」(現ソテー丼)だった頃が懐かしい笑
 
ここのカツ丼はデフォでカツが大きいです。
まず、蓋が閉まらないです。
前は脇に表記がありましたが大盛りもあり、大盛りにすると量が増えるのと、女将さん曰く「肉の質が良くなる」そうです。
 
デフォで量が多いカツ丼を大盛りでオーダーするにやや恐怖を覚えましたが、よく分からん使命感で注文。
大盛りで頼むと女将さんから「脂はあり?なし?」と聞かれます。選べるようなのでありで。
相変わらず、オーダー毎に肉を叩く豪快な音が店内に響きます笑
 
 
 
 
そして配膳。
※この日は空いていたので比較的早めでしたが、女将さんのワンオペかつ上記の通り肉を叩くところからの調理なので配膳まで時間がかかります。時間に余裕を持っての訪問をオススメします。
 
 
 
 
 
 
カツ丼大盛(1200円)
※通常サイズは900円
 
 
 
すでに蓋をする行為すら放棄しておりますが、あえて蓋をしてみます
 
 
 
ドヤァ、このサイズ感
やっちまったわ、コレ
野郎なら感涙
 
 
 
 
カツ丼の頭が凄く大きいです…
普通のと比べると1.5〜2倍ぐらいか?
カツの上にまとわれた卵が艷やかで美しい
 
 
 
 
カツ断面
 
一般的なカツ丼の肉と比較しても厚め
肉質は良いかどうかは分かりませんが、脂の部分も甘くウマイ肉だと思います
 
というか、全体的にデカいカツなのにカットが4分割なんで、一切れが兎に角デカくて重い
食いごたえがバツグンで、肉食ってる感が凄いです
 
 
 
 
ツユはデフォでダク気味
この辺は好みが分かれる所か
米は2合ぐらいありそうでアツアツ
甘辛に染みた飯だけでも美味い
 
 
 
汚いですが、断面
何となく量の想像ができるかなと
こうやって見るとかなりつゆダクですね
 
 
 
 
後で気付いたんですが、蓋は被せるものでは無くて一旦カツを避難させるのに使うんですね笑
 
 
 
 
 
癒やしの味噌汁と漬物
味噌はおそらく自家製かと
 
カツは揚げたて、飯もアツアツなので汗をかきながら何とか完食しました。
 
 
 
個人的なカツ丼の好みというか、評価のしどころみたいのがあって、その中の一つに「バランス」があります。頭と飯の量と味のバランスですね。
 
この店のカツ丼の個人的な印象としては「ごちそうカツ丼」といった感じで、バランスが悪いという訳ではないですが頭のインパクトが強すぎて嬉しい悲鳴といった感じ。
日常的に食べるというより、たまのご褒美に食べたい一品かと(値段的にも)。
この辺についてはいときん食堂も似ているかもです。
 
 
追々、他の2店舗も再訪したいですね。
 
 
 
 
 
そういや、この日は珍しく女将さんのほかに男性がいたけど旦那さんか?笑
 
 
満腹です。
ごちそうさまでした。
 
 
 
 
追記
過去の画像漁っていたら、普通盛りのカツ丼のがあったのでアップ
 
 
 
 

 

こうやって見ると、大盛りはヤバいですね笑

バランス的にはこちらの方がいいかも