いのち


ずっと、去年末から、見たかった「いのちの食べかた」。

十三の第七芸術で公開されていたのですが、

なかなかタイミングが合わず、見れなくて、あきらめていた所、

梅田のガーデンシネマで、上映が始まったので、見てきました。



何の語りもなく、何の音楽もなく、ただ美しく構成された映像だけが流れていく。

牛、鳥、豚、魚、野菜、、、

私たちが普段いただいている食べ物の

生まれてから食物としての形になるまでの様子が、淡々と。



うう~~、大量生産っ!!(モンスターエンジンの感じで)


刺激的。


食べられるためだけに、作られた命たち。

その生まれた命を、工業製品のように、大量に、管理し、操れる人間。


スーパーで売ってるお菓子やパンや加工食品は、工場見学で見てるから、

機械的に、物としてサクサク作られてることは、知っております。

そして、そのまた原料になってる、命の宿っているものも、

やはり、当然、機械的に作られていまして。。。


人間、進歩すれば、そりゃそうなるわけで。。。

おかげさまで、安定して供給されているわけで。。。

とりあえず、飢えに苦しまず、暮らしていけるわけで。。。


でも、頭で理解してても、初めて見るわけで。。。

衝撃的というか、、、えげつないというか、、、それでいいのか、仕方ないか、ルールルルルル

牛や豚を殺す所、初めて見ましたー。出た、それも流れ作業~。ルールルルルル


食べるためなら、殺して、いただく。

当たり前のことなんだけど、忘れてました。

肉とかって、いつか誰かが殺さないと食べられないんだよな~。

いちいち、スーパーで売ってる状態を見て、そんなこと考えないもので。。。

スーパーどころか、もう料理として出てくるレストランとか居酒屋では、まして、

そんなこと考えないもので。。。ねぇ。



生産者は、我々と変わらず、世間話とか、いつもどおりの会話をしながら働いており…。

ただ、我々には見慣れない、すごい違和感を覚える職場が背景というだけ。

そのギャップが、面白い。

どこでも、毎日働いていたら、別に何てことのない日常風景になっちゃうもんなー。

慣れって、すごいなー。


所々、食事休憩の風景が入るのですが、

一人で食べてる女性ばかりを映すのは、監督の趣味かと思いましたw あちゃうか。



私が物心付いた時から、食べ物って、

まず、原型が見えずに、製品として、スーパーにありました。

漁とか猟とか収穫でなくて、お金で買うスタイル(まぁ、当然ですがw)


今って、さらに進んで、スーパーでなく、

さらに、料理になって目の前に現れる、コンビニとかファミレスなのかもなぁ。

て思うと、大人はもちろん、現代の子供こそ、知っておくべきことなのかも。

でも、この映画で知り始めるのは、刺激的すぎるだろうな~(どおりで年齢制限かかってます)。



ゴミにしろ、食べ物にしろ、服にしろ、日常雑貨品にしろ、機械や道具にしろ、

普段、我々が手にするもの前後の背景を、知ること、想像することって、大切だと思いました。

物のサイクルがどんどん速くなってる現代では、

想像する時間が少なくなり、感覚が麻痺してしまい、より難しくなってるような気もするけど…。



とりあえず、食べ物は、残さず、大切にいただかないとなぁ。


無言なだけに、いろいろ考えさせられる映画でした。



(あ、アーモンドの実をガガガガーって機械で振り落とすシーンが、おもろかった。

 人間て、いろいろ、実現しちゃうんだな~。

 ピヨコもかわいかったなぁ。かわいいと思ったら…ウゥ(涙))。



ヒロミン