「無限の住人」/沙村広明
17巻が何気に出てました。

お話は、江戸時代、血仙
蟲(けっせんちゅう)を埋
め込まれ不死の身となった
主人公万次が、無頼集団
「逸刀流」に両親を殺され、
復讐を誓う少女:凛に用
心棒として雇われ、敵討
ちの旅に出る。

とまあ、大雑把にこんなもんですが、17巻が出た
今はそんなお話から遠ざかって(凛の最大の敵と
出会ったのに凛一人だったので強すぎて話になら
んかった)何故か万次が不老不死の生体実験にされ、
それを知らない凛が必死に万次を探す、という
お話になってます。

話の細かいところは別にいいんです。それなりに
面白ければ。
絵は鉛筆画のようなタッチで、グロいはずの
シーンがそんなにグロくなく、サラ~っと読めて
しまいます。
擬音も漢字を当て字にしていて(例えば、木に刀が
突き刺さる音が「度ッ」だったり、刀と刀が擦れる
音が「銀っ」だったり)表現の仕方が独特です。

あと、カバー折込に書かれている文が結構面白くて、
例えば1巻は、
「左記に該当する方で、もし購入してしまった方は
怒らないで下さい。

・江戸マニアの方で、日頃江戸時代を曲解したような
時代劇を苦々しく思っている方。
・現在、武士を営んでいる方で、日頃武士を曲解した
ような時代劇を苦々しく思っている方。
・現在、不老不死を(以下略)
」
と書いてあって、下にはこの上の絵が描かれてあるんです。
おでこに「さゆりすと」って。

登場人物の名前も、黒衣鯖人(=ブラックサバス?)、
序仁魚仏(=ジョニー・ロットン?)、司戸菱安(=シド・
ヴィシャス?)と、音楽好きそうなニオイがします。
ま、多さではジョジョの登場人物とスタンドの名前には負けますが。

同じ時代物でも「バガボンド」より知名度低いですが、
「無限の住人」は面白いです!
まだ読んでない方は是非。


★ai★




著者: 沙村 広明
タイトル: 無限の住人 (17)


タイトル: 無限の住人 [少年向け:コミックセット]