暑さ寒さも彼岸までって、お彼岸の中日を境にきっぱり秋になってしまいましたね。
びっくりしすぎて、彼岸花もまだ咲いていないんじゃないでしょうか。 きんぎょです。
ある日、業界新聞をペラペラめくっていると興味深い記事を見つけました。
竹中大工道具館主催で、棟梁小川氏といく薬師寺見学会のお知らせです。うわ、これ面白そう!
プロジェクトXでも取り上げられた薬師寺の西塔再建プロジェクトのリーダーとなったのは伝説の宮大工西岡常一氏です。この人の弟子だったのが小川氏。当然再建工事の現場にもいた人です。
この人が解説してくれる薬師寺なんて面白そうじゃないですか!
予定表を見れば残念!すでに移動できない予定ががっちり入っています。くっそー。
残念だなぁと思いつつちょいと調べたら、薬師寺の東塔が修復工事に入るというではないですか。
10月いっぱいまでは覆いをかけずに姿を見せていますが、11月から8年くらいは覆いの中で姿が見えなくなってしまいます。今のうちに見ておかないと!
ずっとBSで修復工事のドキュメンタリーを見ていた唐招提寺の金堂は無事完成して10年ぶりに全体像を見せています。これもみなくっちゃ。
というわけで、毎年恒例奈良行きが決定。阿修羅君と愉快な仲間たちのいる興福寺国宝館も展示方法が変わったようですしね。
天気のいい秋の奈良。萩や紫式部も花をつけています。ああ、いい景色ですね。


お寺や仏像を満喫したついでに、あれだけせんと君がアピールしているんだから平城遷都1300年祭にも行ってみましょうかね。
メイン会場は平城京跡です。どっどーんと朱雀門が立ち、だっだーんと太極殿が立っている会場はなんたって、広いんです。すんごく広いんです。どれくらい広いかというと「もし私がドーベルマンだったら嬉しさのあまり走りまわって、子羊の一頭位はペロリと平らげただろう」というくらいに広いんです。広いうえに、建物がなく「○○跡」ばかりなので日影がないんですよ。夏休み中だったら太極殿にたどり着く前に熱中症で倒れる人続出してそうです。

そして我々がここにたどり着いたのは14時半。午後の強烈な日差しが照りつけます。
そんななか、日傘なし帽子なしの私たち。あっさり挫折。
朱雀門をくぐっただけであきらめて帰っちゃいました。
天平時代の衣服を着けて、木簡に書類を書くという「天平お役人体験」なんかもやっていましたよ。
さて、後日。
見学会には行けないし、そのあとにも予定されていた小川棟梁の講演会にも行けないのがわかったので、展示物だけでも見に行こうと竹中大工道具館に行くことに。
自分のところが作った建築物を「作品」と呼んじゃう竹中工務店が集めた大工道具と木材を切りだして製材、組立していく過程を展示してある企業博物館です。
これが、案外楽しかったんですよね。ここも午後からは大工道具を使う体験教室とかやっていますよ。
私が社会人になったころ、大阪の港湾地区は大きな水族館「海遊館」をメインにした天保山ハーバービレッジは、おしゃれなデートスポットでした。(すでに過去形)
その中でも私のお気に入りは日本最大のIMAXシアターがあるサントリーミュージアム。
そんなサントリーミュージアムも“サントリーが手放すってどうなるのよサントリーミュージアム”になってしまいました。時代の流れって怖いわぁ。
このIMAXというシステムで見る映像はとにかく巨大なんですよ。7階建てのビルぐらいの高さのスクリーンですからね。
最近でこそ普通の映画を大きなIMAXスクリーンで見ることができるシネコンも出てきてますけど、なかなかこのIMAXの良さを感じるコンテンツがなくって。
今までだとディズニーのファンタジアをこのスクリーンで見たのが一番よかったかな。
で、今回見てきた「ハッブル宇宙望遠鏡3D」これお勧めです。
普通の映画館で見る3D映画よりも40分と短い分だけド迫力です。2時間もこの迫力だったら体がもちませんよ。
打ち上げた途端に不良品だと分かったハッブル宇宙望遠鏡。
何度かのスペースシャトルのミッションで修理に行ってますが、今回映画になったのは2009年の修理ミッション。
宇宙飛行士さんのヘルメットの中につけたIMAX撮影用のカメラで撮られた本物の映像です。
訓練中の映像からはまっちゃいました。シャトルが発射されるときにもはや半泣き。
もうね、自分が宇宙空間の中にいるようなんですよ。
シャトルの中で息を止めて船外作業をしているクルーを見ている感じ。
なんて地球は美しいんだろうとしみじみします。望遠鏡が送ってくる神々しいばかりの銀河。
こんなところまで来て、こんなもの作って。ああ、人間てがんばってるなぁ。
宇宙ものだけに☆いつつ。
全国公開されることはないかもしれないけれど、もしこの秋、大阪でジンベエザメを見る予定があるならば、ちょっと隣に足を伸ばしてみてもいいんじゃないかなっと。
ついでといっては何ですが。
漫画大賞を取ったという報道を見てから、なかなか実物を見る機会がなかったマンガ「テルマエ・ロマエ」。ようやく手に入れました。
五賢帝時代のローマで風呂の設計者をやっている人物が主人公です。
風呂を愛することにかけては古代ローマ人は相当なものですが、それをも凌駕するのが「平らな顔族」の日本人。主人公がタイムスリップして得た日本人の風呂知識をローマに持ち込むというこの話、ぜひお風呂での半身浴のお供に。☆よっつです。
そうそう、ミニーのお友達moonhighさんのロンドンエッセイも新潮社から文庫化されて出ましたよ。解説が辛酸なめ子さんです。
びっくりしすぎて、彼岸花もまだ咲いていないんじゃないでしょうか。 きんぎょです。
ある日、業界新聞をペラペラめくっていると興味深い記事を見つけました。
竹中大工道具館主催で、棟梁小川氏といく薬師寺見学会のお知らせです。うわ、これ面白そう!
プロジェクトXでも取り上げられた薬師寺の西塔再建プロジェクトのリーダーとなったのは伝説の宮大工西岡常一氏です。この人の弟子だったのが小川氏。当然再建工事の現場にもいた人です。
この人が解説してくれる薬師寺なんて面白そうじゃないですか!
予定表を見れば残念!すでに移動できない予定ががっちり入っています。くっそー。
残念だなぁと思いつつちょいと調べたら、薬師寺の東塔が修復工事に入るというではないですか。
10月いっぱいまでは覆いをかけずに姿を見せていますが、11月から8年くらいは覆いの中で姿が見えなくなってしまいます。今のうちに見ておかないと!
ずっとBSで修復工事のドキュメンタリーを見ていた唐招提寺の金堂は無事完成して10年ぶりに全体像を見せています。これもみなくっちゃ。
というわけで、毎年恒例奈良行きが決定。阿修羅君と愉快な仲間たちのいる興福寺国宝館も展示方法が変わったようですしね。
天気のいい秋の奈良。萩や紫式部も花をつけています。ああ、いい景色ですね。


お寺や仏像を満喫したついでに、あれだけせんと君がアピールしているんだから平城遷都1300年祭にも行ってみましょうかね。
メイン会場は平城京跡です。どっどーんと朱雀門が立ち、だっだーんと太極殿が立っている会場はなんたって、広いんです。すんごく広いんです。どれくらい広いかというと「もし私がドーベルマンだったら嬉しさのあまり走りまわって、子羊の一頭位はペロリと平らげただろう」というくらいに広いんです。広いうえに、建物がなく「○○跡」ばかりなので日影がないんですよ。夏休み中だったら太極殿にたどり着く前に熱中症で倒れる人続出してそうです。

そして我々がここにたどり着いたのは14時半。午後の強烈な日差しが照りつけます。
そんななか、日傘なし帽子なしの私たち。あっさり挫折。
朱雀門をくぐっただけであきらめて帰っちゃいました。
天平時代の衣服を着けて、木簡に書類を書くという「天平お役人体験」なんかもやっていましたよ。
さて、後日。
見学会には行けないし、そのあとにも予定されていた小川棟梁の講演会にも行けないのがわかったので、展示物だけでも見に行こうと竹中大工道具館に行くことに。
自分のところが作った建築物を「作品」と呼んじゃう竹中工務店が集めた大工道具と木材を切りだして製材、組立していく過程を展示してある企業博物館です。
これが、案外楽しかったんですよね。ここも午後からは大工道具を使う体験教室とかやっていますよ。
私が社会人になったころ、大阪の港湾地区は大きな水族館「海遊館」をメインにした天保山ハーバービレッジは、おしゃれなデートスポットでした。(すでに過去形)
その中でも私のお気に入りは日本最大のIMAXシアターがあるサントリーミュージアム。
そんなサントリーミュージアムも“サントリーが手放すってどうなるのよサントリーミュージアム”になってしまいました。時代の流れって怖いわぁ。
このIMAXというシステムで見る映像はとにかく巨大なんですよ。7階建てのビルぐらいの高さのスクリーンですからね。
最近でこそ普通の映画を大きなIMAXスクリーンで見ることができるシネコンも出てきてますけど、なかなかこのIMAXの良さを感じるコンテンツがなくって。
今までだとディズニーのファンタジアをこのスクリーンで見たのが一番よかったかな。
で、今回見てきた「ハッブル宇宙望遠鏡3D」これお勧めです。
普通の映画館で見る3D映画よりも40分と短い分だけド迫力です。2時間もこの迫力だったら体がもちませんよ。
打ち上げた途端に不良品だと分かったハッブル宇宙望遠鏡。
何度かのスペースシャトルのミッションで修理に行ってますが、今回映画になったのは2009年の修理ミッション。
宇宙飛行士さんのヘルメットの中につけたIMAX撮影用のカメラで撮られた本物の映像です。
訓練中の映像からはまっちゃいました。シャトルが発射されるときにもはや半泣き。
もうね、自分が宇宙空間の中にいるようなんですよ。
シャトルの中で息を止めて船外作業をしているクルーを見ている感じ。
なんて地球は美しいんだろうとしみじみします。望遠鏡が送ってくる神々しいばかりの銀河。
こんなところまで来て、こんなもの作って。ああ、人間てがんばってるなぁ。
宇宙ものだけに☆いつつ。
全国公開されることはないかもしれないけれど、もしこの秋、大阪でジンベエザメを見る予定があるならば、ちょっと隣に足を伸ばしてみてもいいんじゃないかなっと。
ついでといっては何ですが。
漫画大賞を取ったという報道を見てから、なかなか実物を見る機会がなかったマンガ「テルマエ・ロマエ」。ようやく手に入れました。
五賢帝時代のローマで風呂の設計者をやっている人物が主人公です。
風呂を愛することにかけては古代ローマ人は相当なものですが、それをも凌駕するのが「平らな顔族」の日本人。主人公がタイムスリップして得た日本人の風呂知識をローマに持ち込むというこの話、ぜひお風呂での半身浴のお供に。☆よっつです。
そうそう、ミニーのお友達moonhighさんのロンドンエッセイも新潮社から文庫化されて出ましたよ。解説が辛酸なめ子さんです。