夏の疲れがじわじわときています。
みなさんはお元気ですか?

小学校にもエアコンがつく時代になったのですね。おかげで夏休みは短くなりました。
なんだかかわいそうな気もします。

さて、また虫部です。
苦手な方は、どうぞスキップしてください。
レベルでいうとてんとうむし一匹くらいです。

夏休みも終わりに近いとある夕方。
いつものように子供たちとお勉強しておりました。
窓側に座っているベッキーちゃんが言いました。「先生、何かブンブンいってるー」
他の子も騒ぎ出します。

「あー、ハチや!」
「えー、さされたらいやや」

はいはい、私が見ますから席から離れないで。
どれどれ…
ははーん、これはだいじょうぶ。刺しません。
腰のくびれたハチさんと違って、寸胴のハバチさんの仲間だと思われるのでまずだいじょうぶです。

「だいじょうぶ、これはささないから」

「ほんとう?」
「ぜったい?」
「さされたらどうする?」

わかりました。不本意ですが退治しましょう(害のないムシはほっとくのが私の信条です)
ティッシュペーパーで包んで廊下に出ました。
しかし、玄関まで遠いので、ゴミ箱に捨てるしかありません。
でも、いきなりハチが飛び出したら、お掃除の人が気の毒です。虫嫌いかもしれませんから。
しょうがない、ティッシュにくるんだまま、足でギュッと踏み潰しました。
ごめんね、ハチさん、なむー

「○○先生、足でハチつぶさはったで!」
覗き見してたウェンツ君が教室に向かって叫びました。