「わし、今年はなんも買うちょらん。寂しぃのぉ」

ナミヘーがまたまたすっとぼけたことを言ってくれました。

旅行先のタオルミーナでボルサリーノの帽子を2つも買ったじゃん。ユニクロで3万円も散在する大人買いしたじゃん。先週はワイシャツを3枚作ったじゃん。

「違う。違うのじゃ。」

やさしいヨメがよーく聞き出したところ、「コンセントが付いているものを買っていない」のが寂しいらしいのです。なんだよそれ!!



大きいテレビも買った。HDレコーダーも買った。グランツーリスモ5が発売されないのでプレステ3はまだ買えない。デジカメも去年買った。スマートフォンも去年買い換えたばっかり。
買いたいものがなくなってしまったと。

「わしはもう、枯れてしもぅた」

・・・しばらく枯れておいていただいてまったく不都合はございませんが。



そんなある土曜日。
友人から「冷蔵庫を買い替えないといけないんだよね。何がいいの?」と聞かれたナミヘー。
よしきたとばかりに電気屋めぐりに力が入ります。

近隣の5軒の電気屋を隈なく回り、結果、程よき値段の程よき商品を見つけカタログにしるしをつけて程よい接客のお店を地図にマーク。日曜日には任務完了。なんだそのバイタリティー。



翌週、いつも通っている中華料理屋さんで「家の冷蔵庫壊れちゃって。あわてて買ったんだよねー」という話を聞きました。

「いーなー、冷蔵庫。いーなー。」なんだよ、それ。

「ねぇねぇ、うちもれいぞう・・」

「まだ壊れてません!!」

「だって、みんな買ってるじゃん!」

「あんたは小学生かー!!」



小学生だった頃を思い出してください。

「みんな持ってる」「みんな買ってる」これはその子の半径2メートル以内の話ですよね?!

「みんな」って3人くらいだったりしますよね?!



いくらなんでも冷蔵庫は早々買い替えられるものではござーません。
生温かい妻の愛が許せる範囲はもうちょっと安価でスペースを取らないもの。

「最近、なんか調子悪いなぁとか、そーゆーのないの?」

「しいて言えば、アイロンかなぁ。アイロンならそろそろ買い替えてもいいかなぁ。」

「よしきた!まかしとけ!!」

「まかせられるかぃっ!!」



結局、炊飯器とアイロンが新しくなった我が家なのです。な、なんで炊飯器まで・・・