それは、お仕事で京都へやってくるナナちゃんと晩御飯ご一緒しましょうというメールのやりとりから始まりました。
私からナナちゃんへ
「このイタリアン、有名な日本画家のアトリエだったところで、お庭もきれいよ~」とか、
「このお寿司屋さん、夏だったら床があるんだけどねー」とか
「この京料理屋さん、昔のお公家さんのお屋敷なのー」とか
ナナちゃんからは、「雑誌に載っていたこの元呉服屋さんのフレンチもいいかも」とか
それはそれは楽しい相談でした。
しかも、紅葉の季節、京都の名刹では夜間拝観できるよう、ライトアップが始まっています。ナナちゃんのお仕事が終わって、高台寺を見学した後、ごはん食べようという話でした

が、「せっかく京都へ来たのだから嵐山まで足を伸ばしたい。
宝厳院のライトアップは8時半までだから、高台寺を6時半に出たら間に合わないかしら?」
と、ナナちゃんからの質問が…

なになに、では検索、検索。
高台寺からタクシーで四条大宮へ、そこから嵐電(1両だけのかわいい電車です)で嵐山へ
そこから徒歩5分の宝厳院へ。1時間はかかります。
1時間ほど散策して、お食事。
嵐山は店が閉まるのが早いのです。ラストオーダーが7時半とかいうところが多いのです。
また、私は、10時半には嵐山を出なくてはいけません。
考えた挙句、
「ライトアップ終了までは間に合うと思います。でも食事までは無理でしょう。
しかし、ナナちゃんが 嵐山をどうしても外せない、食事はたとえファストフードやラーメンになってもいいというのであれば、喜んでお付き合いします。私も夜の嵐山は行ったことないので」
そして、ナナちゃんも、検索検索。
「ラストオーダー8時半の店見つけました。嵐電ではなくJRで京都に戻ればどうでしょう?ダイヤは…」という提案が。
ばっちりです。なんてすばらしい二人でしょう。
当日、高台寺は、ナナちゃんは仕事の流れでお仲間と観覧するかもしれません。
では、私は6時半に『ねねの道』で待っていましょう。
ここ、人力車の待機所なんです。お兄さんたちが声をかけます。
ごめんなさい、私それ嫌いなの。若いカップルで乗る人たちの気がしれない。
彼があれに乗ろうと言ったところで、私ならアウトです。
…失礼しました。只の独り言です。
赤の皮のジャケットに、大きなカメラ。
かっこええ~働く女は美しい。ちょっと、ジェラシー。だって年が近いんですもの(笑)
ナナです。ルナです。ん?なんかすごい自己紹介。
予定通りタクシーと嵐電で嵐山へ。タクシーの中でも、帰宅する人しか乗っていないような電車の中でもぺちゃくちゃしゃべりっぱなし。さぞうるさかったでしょう。周りの人たち、ごめんなさい。
嵐山で乗っていたのは私たちを含めて5人…?え?
駅前、暗いなーあまり人通りないし…
少し歩いたけど、あまり暗くて不安になってくる。
お店を閉めている人に道を訊ねると
「ええ?もうライトアップしていましたっけ?」

「この道を戻って、美空ひばり館を右へ曲がって…
わからなくなったら、川沿いを通って…」「ありがとうがざいます」
ええ?ええ?歩けども歩けども、帰ってくる人とすれ違わないよ…
たどりつきましたよ。ライトアップの案内は出ていましたよ。
14日からって…
私たち…
二人とも肝心のライトアップ開始日をチェックするのを忘れていたのでした。
ん~しゃあない。
飲も、食お!
ビールと焼き肉で、二人は語り合ったのでした。
後日、私が駅でもらったチラシです。

私からナナちゃんへ
「このイタリアン、有名な日本画家のアトリエだったところで、お庭もきれいよ~」とか、
「このお寿司屋さん、夏だったら床があるんだけどねー」とか
「この京料理屋さん、昔のお公家さんのお屋敷なのー」とか
ナナちゃんからは、「雑誌に載っていたこの元呉服屋さんのフレンチもいいかも」とか
それはそれは楽しい相談でした。
しかも、紅葉の季節、京都の名刹では夜間拝観できるよう、ライトアップが始まっています。ナナちゃんのお仕事が終わって、高台寺を見学した後、ごはん食べようという話でした

が、「せっかく京都へ来たのだから嵐山まで足を伸ばしたい。
宝厳院のライトアップは8時半までだから、高台寺を6時半に出たら間に合わないかしら?」
と、ナナちゃんからの質問が…

なになに、では検索、検索。
高台寺からタクシーで四条大宮へ、そこから嵐電(1両だけのかわいい電車です)で嵐山へ
そこから徒歩5分の宝厳院へ。1時間はかかります。
1時間ほど散策して、お食事。
嵐山は店が閉まるのが早いのです。ラストオーダーが7時半とかいうところが多いのです。
また、私は、10時半には嵐山を出なくてはいけません。
考えた挙句、
「ライトアップ終了までは間に合うと思います。でも食事までは無理でしょう。
しかし、ナナちゃんが 嵐山をどうしても外せない、食事はたとえファストフードやラーメンになってもいいというのであれば、喜んでお付き合いします。私も夜の嵐山は行ったことないので」
そして、ナナちゃんも、検索検索。
「ラストオーダー8時半の店見つけました。嵐電ではなくJRで京都に戻ればどうでしょう?ダイヤは…」という提案が。
ばっちりです。なんてすばらしい二人でしょう。
当日、高台寺は、ナナちゃんは仕事の流れでお仲間と観覧するかもしれません。
では、私は6時半に『ねねの道』で待っていましょう。
ここ、人力車の待機所なんです。お兄さんたちが声をかけます。
ごめんなさい、私それ嫌いなの。若いカップルで乗る人たちの気がしれない。
彼があれに乗ろうと言ったところで、私ならアウトです。
…失礼しました。只の独り言です。
赤の皮のジャケットに、大きなカメラ。
かっこええ~働く女は美しい。ちょっと、ジェラシー。だって年が近いんですもの(笑)
ナナです。ルナです。ん?なんかすごい自己紹介。
予定通りタクシーと嵐電で嵐山へ。タクシーの中でも、帰宅する人しか乗っていないような電車の中でもぺちゃくちゃしゃべりっぱなし。さぞうるさかったでしょう。周りの人たち、ごめんなさい。
嵐山で乗っていたのは私たちを含めて5人…?え?
駅前、暗いなーあまり人通りないし…
少し歩いたけど、あまり暗くて不安になってくる。
お店を閉めている人に道を訊ねると
「ええ?もうライトアップしていましたっけ?」

「この道を戻って、美空ひばり館を右へ曲がって…
わからなくなったら、川沿いを通って…」「ありがとうがざいます」
ええ?ええ?歩けども歩けども、帰ってくる人とすれ違わないよ…
たどりつきましたよ。ライトアップの案内は出ていましたよ。
14日からって…
私たち…
二人とも肝心のライトアップ開始日をチェックするのを忘れていたのでした。
ん~しゃあない。
飲も、食お!
ビールと焼き肉で、二人は語り合ったのでした。
後日、私が駅でもらったチラシです。
