春本番がやってきました。桜も満開で西の入学式も東の入学式も良かったですね。
こんなに暖かくなる前に花見をして風邪をひきかけたきんぎょです。
ミニーちゃんの布教活動に影響を受けて、関西細雪会もキーネ申のリサイタルに行くことになりました。
今回はナミヘーも参加ですよ。「そんなええ人やったら一番いい席で見たらええやんか」との事でちょっぴり張り込んだ席をひよりんに押さえてもらって、いざ当日。
「アンコールがすごくって、19時に始まるのに22時半まで行っちゃうこともあるらしいよ」との事前情報に恐れをなした細雪な面々はまず、18時集合で軽食を取ります。なんたって、腹が減っては戦はできぬですよ。「渦潮でぐるぐる」な感動を受けるためには腹ごしらえしないとね。
18時半、そろそろホールに移動しようかねと行ったところでナミヘーから「駅に着いた。ホールにて待つ」と電話が。おお、ナイスタイミング。
このホール、私今回が初めてです。ホールの入り口で無事ナミヘーと合流。
皆様すんません、あんなおっさんです。口くさかったでしょう?
最近仕事のストレスで口の中が渇き気味のようです。
マウスウォッシュとガムとブレスケアを忘れずに持たせます。すんません、すんません。
中に入って荷物をクロークに預けたりしていると、みんなとはぐれてしまいました。とほほ。
おなかがすいたと騒ぐナミヘーに、2階のホワイエでサンドイッチでも・・・と思ったらなんと売り切れ。休憩時間には入荷するので予約できますよということなので、予約予約。
会場のつくりをちゃんと把握していなかったため、何にも考えずに一階席だから一階から入るのかっと下に降りたら、あらびっくり。
ご近所さんにばったり会って「こんなん、聴くんですか!」といわれてしまいましたよ。
うちの夫婦も年に1回くらいはこんなん聴くんです。1回くらいですけどね。
なんとこの人、3月までこのホールの館長さんだったのだとか。
そして4月からは在阪オーケストラの事務局長さんに就任したのだと。
家に行ったときにオペラのポスターが飾ってあったり、楽器をもって外人さんに囲まれているお嬢さんの写真が飾ってあったので、「あー、音楽好きなんだー」とは思っていたのですが、音楽関係のお仕事をしていらっしゃったとは露知らず。
ついでにチケットを見せてどこから入ったらいいのかを聞いたら「こっち側の階段で3階まで上がってとのこと。
よろよろ階段を3階まで上がって、ようやく1階席。なんだか狐につままれたようですが、席についてみると、あらなんていいお席なんでしょう!前から8列目で真ん中です。
程なく照明が落ちてキーネ申登場。なんていうか「はにかんだ中学生」のような登場です。
えっと、私よりひとつ年下だったと思うんですけど。
なんか、ピアノの高さが普通より低く見えます。気のせいでしょうか?
キーネ申が燕尾服の尻尾をぱっとはらって座ります。
なんていうか、茹でて水でしめた讃岐うどんのような、炊きたてのご飯のようなイメージなんですよ。ぴかっと、つやっと光っていて、しっかりエッジがあって、コシがあって、透き通るような透明感があって、「みっちり」というか「もっちり」というかグルテンが効いた充実感。
たわわなフルーツや、よく醸されたお酒ではなく、人類古来から求めてきた炭水化物的にシンプルな力強い「豊かさ」というか「満足感」を感じるんですけど。でもパンとかパスタよりもより水分を含んだうどんとか、ご飯の感じ。
・・・ミニー怒っちゃやーよ!!
2曲終わって、休憩に入ります。
サンドイッチをほうばりながら「すげーなー」とナミヘー。
ほんと、ピアノって大きな音が出るもんだねぇと妙な関心の仕方をするドシロウトな二人。
ぐりんちゃんにもここで会えましたよ。みんなは3階で見ていたようです。
休憩後席に戻ってから、ぶんぶん手を振り合ってお互いの座っている位置が確認できました。
本当にいい席だったので、手元がばっちり見えます。ペダルを踏む足元もばっちり。
口をもぐもぐさせながら弾いています。歌っているのかな。
休憩時間のときにちょっと髪を整えてきたキーネ申。1回頭を振るとあっというまに元通り。
ふわっふわの髪が大爆発。タンポポの綿毛のようです。これが前後に揺れるゆれる。
途中、鼻が痒かったのかものすごいスピードで指が動いているにもかかわらずちょちょっと鼻の横を触ったり。そんな余裕がどこにあるのか、キーネ申。なんだかスヌーピーに出てくるシュローダーとピアノのように見えるんですけど、気のせいですか?
全身で弾きまくったあと立ち上がってピアノに手を添えて礼をするときには、なんだかお疲れのようにも不機嫌なようにも見えます。
続いて弾きたかったところで妙に盛り上がって拍手で中断されてちょっと苦笑いで続きを弾き出したり。
いいのか?怒っていないかキーネ申。
だんだんズボンがくしゃくしゃになっていきます。カマーベルトがよれてますよキーネ申。
大丈夫か、キーネ申。最近ちょっと太りましたか?
最後の曲が終わったのが21時を過ぎていました。拍手に何度も呼び出されては四方に礼をするキーネ申。3度くらい出てきては1曲弾いて退場して・・・で、6曲目までは聞きました。まだまだ拍手は続いていましたが、私たちはそろそろか・・・と席を立ちました。
なんだか、拍手の渦に何度もフレンチカンカンを踊って客席もダンサーも「もう、いいんじゃない?(ぜいぜい・はぁはぁ)」「ご、ごくろうさま!この拍手が終わったらストーリー、次に進んでくれるよね?」とお互いにやめるタイミングを見失ったメリー・ウィドーの舞台を思い出しました。
この日が日本公演初日だったんですよね。大丈夫か、キーネ申、疲れていないか?ちょっと心配。
公演後、元館長さんにまた会えたのでちょっと立ち話。
このホール、狭い敷地に作ったので機材の保管、搬入、人の流れなんかをいろいろ考えていて、まず外から1フロア分上がってロビー、もう1フロア上がってホワイエ、1階席が3階、3階席は6階の高さになっているのだとか。いかに意識をしないで自然に上の階に向かってもらうのかを考えて作ってあるのだとか。
ここができた当初はまだバリアフリーの概念があまりなかったころだったので、エレベーターも基本、車椅子の人用でサイズがちょっと小さいとか、ホール入り口の階段についた手すりは観客の年齢層が上がって手すりが必要になってから後付けしたものだとか、ホールの裏話を教えてもらいました。
ひよりんやLuna姐さんは私たちよりちょっと先にホールを出たようです。
グリンちゃんとはちょうど立ち話中に会えたので一緒に帰りました。
ひよりん、今朝は5時起きでしたか?お弁当作りがんばってね!
Luna姐、朔さんとナミヘーがどこかですれ違っているかもしれませんね。
ぐりんちゃん、違うミュージシャンの本を持ってきてしまったお茶目さん。彼もかっこいいですよね!
さぁ、次は1ルピーオフですね!
こんなに暖かくなる前に花見をして風邪をひきかけたきんぎょです。
ミニーちゃんの布教活動に影響を受けて、関西細雪会もキーネ申のリサイタルに行くことになりました。
今回はナミヘーも参加ですよ。「そんなええ人やったら一番いい席で見たらええやんか」との事でちょっぴり張り込んだ席をひよりんに押さえてもらって、いざ当日。
「アンコールがすごくって、19時に始まるのに22時半まで行っちゃうこともあるらしいよ」との事前情報に恐れをなした細雪な面々はまず、18時集合で軽食を取ります。なんたって、腹が減っては戦はできぬですよ。「渦潮でぐるぐる」な感動を受けるためには腹ごしらえしないとね。
18時半、そろそろホールに移動しようかねと行ったところでナミヘーから「駅に着いた。ホールにて待つ」と電話が。おお、ナイスタイミング。
このホール、私今回が初めてです。ホールの入り口で無事ナミヘーと合流。
皆様すんません、あんなおっさんです。口くさかったでしょう?
最近仕事のストレスで口の中が渇き気味のようです。
マウスウォッシュとガムとブレスケアを忘れずに持たせます。すんません、すんません。
中に入って荷物をクロークに預けたりしていると、みんなとはぐれてしまいました。とほほ。
おなかがすいたと騒ぐナミヘーに、2階のホワイエでサンドイッチでも・・・と思ったらなんと売り切れ。休憩時間には入荷するので予約できますよということなので、予約予約。
会場のつくりをちゃんと把握していなかったため、何にも考えずに一階席だから一階から入るのかっと下に降りたら、あらびっくり。
ご近所さんにばったり会って「こんなん、聴くんですか!」といわれてしまいましたよ。
うちの夫婦も年に1回くらいはこんなん聴くんです。1回くらいですけどね。
なんとこの人、3月までこのホールの館長さんだったのだとか。
そして4月からは在阪オーケストラの事務局長さんに就任したのだと。
家に行ったときにオペラのポスターが飾ってあったり、楽器をもって外人さんに囲まれているお嬢さんの写真が飾ってあったので、「あー、音楽好きなんだー」とは思っていたのですが、音楽関係のお仕事をしていらっしゃったとは露知らず。
ついでにチケットを見せてどこから入ったらいいのかを聞いたら「こっち側の階段で3階まで上がってとのこと。
よろよろ階段を3階まで上がって、ようやく1階席。なんだか狐につままれたようですが、席についてみると、あらなんていいお席なんでしょう!前から8列目で真ん中です。
程なく照明が落ちてキーネ申登場。なんていうか「はにかんだ中学生」のような登場です。
えっと、私よりひとつ年下だったと思うんですけど。
なんか、ピアノの高さが普通より低く見えます。気のせいでしょうか?
キーネ申が燕尾服の尻尾をぱっとはらって座ります。
なんていうか、茹でて水でしめた讃岐うどんのような、炊きたてのご飯のようなイメージなんですよ。ぴかっと、つやっと光っていて、しっかりエッジがあって、コシがあって、透き通るような透明感があって、「みっちり」というか「もっちり」というかグルテンが効いた充実感。
たわわなフルーツや、よく醸されたお酒ではなく、人類古来から求めてきた炭水化物的にシンプルな力強い「豊かさ」というか「満足感」を感じるんですけど。でもパンとかパスタよりもより水分を含んだうどんとか、ご飯の感じ。
・・・ミニー怒っちゃやーよ!!
2曲終わって、休憩に入ります。
サンドイッチをほうばりながら「すげーなー」とナミヘー。
ほんと、ピアノって大きな音が出るもんだねぇと妙な関心の仕方をするドシロウトな二人。
ぐりんちゃんにもここで会えましたよ。みんなは3階で見ていたようです。
休憩後席に戻ってから、ぶんぶん手を振り合ってお互いの座っている位置が確認できました。
本当にいい席だったので、手元がばっちり見えます。ペダルを踏む足元もばっちり。
口をもぐもぐさせながら弾いています。歌っているのかな。
休憩時間のときにちょっと髪を整えてきたキーネ申。1回頭を振るとあっというまに元通り。
ふわっふわの髪が大爆発。タンポポの綿毛のようです。これが前後に揺れるゆれる。
途中、鼻が痒かったのかものすごいスピードで指が動いているにもかかわらずちょちょっと鼻の横を触ったり。そんな余裕がどこにあるのか、キーネ申。なんだかスヌーピーに出てくるシュローダーとピアノのように見えるんですけど、気のせいですか?
全身で弾きまくったあと立ち上がってピアノに手を添えて礼をするときには、なんだかお疲れのようにも不機嫌なようにも見えます。
続いて弾きたかったところで妙に盛り上がって拍手で中断されてちょっと苦笑いで続きを弾き出したり。
いいのか?怒っていないかキーネ申。
だんだんズボンがくしゃくしゃになっていきます。カマーベルトがよれてますよキーネ申。
大丈夫か、キーネ申。最近ちょっと太りましたか?
最後の曲が終わったのが21時を過ぎていました。拍手に何度も呼び出されては四方に礼をするキーネ申。3度くらい出てきては1曲弾いて退場して・・・で、6曲目までは聞きました。まだまだ拍手は続いていましたが、私たちはそろそろか・・・と席を立ちました。
なんだか、拍手の渦に何度もフレンチカンカンを踊って客席もダンサーも「もう、いいんじゃない?(ぜいぜい・はぁはぁ)」「ご、ごくろうさま!この拍手が終わったらストーリー、次に進んでくれるよね?」とお互いにやめるタイミングを見失ったメリー・ウィドーの舞台を思い出しました。
この日が日本公演初日だったんですよね。大丈夫か、キーネ申、疲れていないか?ちょっと心配。
公演後、元館長さんにまた会えたのでちょっと立ち話。
このホール、狭い敷地に作ったので機材の保管、搬入、人の流れなんかをいろいろ考えていて、まず外から1フロア分上がってロビー、もう1フロア上がってホワイエ、1階席が3階、3階席は6階の高さになっているのだとか。いかに意識をしないで自然に上の階に向かってもらうのかを考えて作ってあるのだとか。
ここができた当初はまだバリアフリーの概念があまりなかったころだったので、エレベーターも基本、車椅子の人用でサイズがちょっと小さいとか、ホール入り口の階段についた手すりは観客の年齢層が上がって手すりが必要になってから後付けしたものだとか、ホールの裏話を教えてもらいました。
ひよりんやLuna姐さんは私たちよりちょっと先にホールを出たようです。
グリンちゃんとはちょうど立ち話中に会えたので一緒に帰りました。
ひよりん、今朝は5時起きでしたか?お弁当作りがんばってね!
Luna姐、朔さんとナミヘーがどこかですれ違っているかもしれませんね。
ぐりんちゃん、違うミュージシャンの本を持ってきてしまったお茶目さん。彼もかっこいいですよね!
さぁ、次は1ルピーオフですね!