カナヘビもでる花盛りのお庭が楽しい季節になりましたね。そうこうするうちに梅雨になりそうですが。
ガーデニング探偵が出てくる小説のご紹介を忘れていたなと思い出した きんぎょです。
本 「ローズマリー&タイム 歌を忘れた鳥たち」
イギリスを舞台にしたTVドラマのノベライズです。日本でもケーブルTVでやっていたらしいです。
主人公は植物病理学の先生と元警察官の主婦。ガーデニングで意気投合して謎解きを始めるという話なのですが、ドラマでみたらイギリスの田舎の風景やきれいな庭が沢山でてきて楽しそうです。
小説のほうもまずまず。まだシリーズ1作目なのでどれだけ続いて出てくれるのかが楽しみです。☆みっつ。
さて、旅行に行く前と帰ってきてからは行き先を舞台にした小説で予習復習するのですが、今回行った南イタリアはあまり小説の舞台になっていないようです。しょうがないので、イタリアが舞台ということで選んで読みました。
本 「美しい夏の行方」辻邦生
イタリア紀行文では定番中の定番ですが、なぜか今まで読んでいなかったので。整った日本語の文章に写真が入っても薄い本なので、雨の日にカフェラテでも飲みながらイタリアをイメージトレーニングするのに。☆みっつ
本 「春の戴冠 1」辻邦生
お気に入りの作家さんの新しい作品が出るたびに追いかけるのも楽しいものですが、全何巻隔月配本みたいなやつを順番にそろえていくのも楽しいものです。今まで全集の中に入っていたものを文庫で4巻に再構成したものの第1巻。画家ボッティチェルリと友人を軸に花の盛りのフィレンツェを描く作品です。読んでいる間中、「フィレンツェ行きてぇ!」と思いました。☆4つ。
本 「フランチェスコの暗号 上下」
「ダヴィンチ・コード」が流行ったときに暗号モノと秘密結社モノの小説が沢山文庫で出てきたのですが、これもその中のひとつ。確か、イタリアの暗号がでてくるんだからイタリアにも行くだろうとテキトーに選んで飛行機の中で読もうと持ち込んだもの。ところがどっこい、これほとんどずっとアメリカのプリンストン大学の構内から出てこないし、暗号解読よりもアメリカの学生生活とほろ苦い青年期の終わりのほうがメインだったような。ちょっと時系列がわかりにくくなってしまったところもあるのですが、☆三つ半。
本 「カエサルの魔剣」
本屋さんでぱらぱらっとめくったときに「カプリ」という字が見えたので「お、カプリ島が舞台になってるんだな」と思って買った1冊。一応、カプリは出てきましたがあっちゅーまに脱出していってしまいました。
西ローマ帝国が崩壊しようとしている中、少年と賢者と勇者達(陰のあるヒーローに女性と黒人も入ってまぁなんて「政治的に正しいチーム」なんでしょ)が冒険を繰り広げるという話。読んでいる最中「ヤスモンのロールプレイングゲームみたい・・・失敗か?」と思いつつ読んでいましたが、最後の最後に「おお、こうオチをつけたのか!」とびっくり。最後のオチで下駄をはかせて☆みっつ。
なんと、この作品映画化されているんです。勇者をコリン・ファース、賢者がベン・キングスレー、少年を今度映画化予定のベルギーの漫画「タンタン」の主役にキャスティングされているトーマス・サングスター君。
キャストのワリにB級のかほりがします。日本では公開されない予感。
ガーデニング探偵が出てくる小説のご紹介を忘れていたなと思い出した きんぎょです。
本 「ローズマリー&タイム 歌を忘れた鳥たち」
イギリスを舞台にしたTVドラマのノベライズです。日本でもケーブルTVでやっていたらしいです。
主人公は植物病理学の先生と元警察官の主婦。ガーデニングで意気投合して謎解きを始めるという話なのですが、ドラマでみたらイギリスの田舎の風景やきれいな庭が沢山でてきて楽しそうです。
小説のほうもまずまず。まだシリーズ1作目なのでどれだけ続いて出てくれるのかが楽しみです。☆みっつ。
さて、旅行に行く前と帰ってきてからは行き先を舞台にした小説で予習復習するのですが、今回行った南イタリアはあまり小説の舞台になっていないようです。しょうがないので、イタリアが舞台ということで選んで読みました。
本 「美しい夏の行方」辻邦生
イタリア紀行文では定番中の定番ですが、なぜか今まで読んでいなかったので。整った日本語の文章に写真が入っても薄い本なので、雨の日にカフェラテでも飲みながらイタリアをイメージトレーニングするのに。☆みっつ
本 「春の戴冠 1」辻邦生
お気に入りの作家さんの新しい作品が出るたびに追いかけるのも楽しいものですが、全何巻隔月配本みたいなやつを順番にそろえていくのも楽しいものです。今まで全集の中に入っていたものを文庫で4巻に再構成したものの第1巻。画家ボッティチェルリと友人を軸に花の盛りのフィレンツェを描く作品です。読んでいる間中、「フィレンツェ行きてぇ!」と思いました。☆4つ。
本 「フランチェスコの暗号 上下」
「ダヴィンチ・コード」が流行ったときに暗号モノと秘密結社モノの小説が沢山文庫で出てきたのですが、これもその中のひとつ。確か、イタリアの暗号がでてくるんだからイタリアにも行くだろうとテキトーに選んで飛行機の中で読もうと持ち込んだもの。ところがどっこい、これほとんどずっとアメリカのプリンストン大学の構内から出てこないし、暗号解読よりもアメリカの学生生活とほろ苦い青年期の終わりのほうがメインだったような。ちょっと時系列がわかりにくくなってしまったところもあるのですが、☆三つ半。
本 「カエサルの魔剣」
本屋さんでぱらぱらっとめくったときに「カプリ」という字が見えたので「お、カプリ島が舞台になってるんだな」と思って買った1冊。一応、カプリは出てきましたがあっちゅーまに脱出していってしまいました。
西ローマ帝国が崩壊しようとしている中、少年と賢者と勇者達(陰のあるヒーローに女性と黒人も入ってまぁなんて「政治的に正しいチーム」なんでしょ)が冒険を繰り広げるという話。読んでいる最中「ヤスモンのロールプレイングゲームみたい・・・失敗か?」と思いつつ読んでいましたが、最後の最後に「おお、こうオチをつけたのか!」とびっくり。最後のオチで下駄をはかせて☆みっつ。
なんと、この作品映画化されているんです。勇者をコリン・ファース、賢者がベン・キングスレー、少年を今度映画化予定のベルギーの漫画「タンタン」の主役にキャスティングされているトーマス・サングスター君。
キャストのワリにB級のかほりがします。日本では公開されない予感。