今年は満開の桜の下で、お花見が出来ました。例年ちょっと早かったり遅かったり寒かったりとなかなか気持ちのよい花見にはならないものですが。心置きなく桜っこ気分を満喫したきんぎょです。
さて、魔法にかけられちゃう映画を見た後、「魔法」と「NY」のキーワードに引かれて読んだのが「ニューヨークの魔法使い」。㈱魔法製作所シリーズの第1巻。これが面白かったもんだからシリーズ3巻目まで一気読みです。
普通のOLがスカウトされて転職。転職先の男前の同僚とのラブ、ライバル会社とのシェア争い、田舎から心配して出てくる両親・・・なんて普通の話に魔法が絡んでしまうのです。ティンカーベルのような姿の同僚OL・カエルに姿を変えられているあいだに会社を乗っ取られてしまった社長令息、空飛ぶじゅうたんで得意先廻りをする営業マン。帯には「魔法版ブリジット・ジョーンズの日記」とありましたが、主人公はブリジットよりはもう少し真面目かな?
気楽に読めるロマンティック・ファンタジーに☆三つ半。
ゆるゆるな話を読んだ後にとりかかったものだから、面白いのに中々頭がついてこなくて読み終わるのに思ったより時間がかかってしまったのが「クアトロ・ラガッツィ上・下」
天正少年使節と世界帝国と副題がついているとおり、日本にキリシタンがやってきた時代と世界の関係がよーくわかる作品です。もともと西洋美術史をやっていた人が書いているので「歴史家」の視点とはまたちょっと違うようです。全体は真面目な調子で書いているのに、ときどき作者のお茶目さが覗きます。☆四つ。
日本史の教科書で鉄砲伝来からザビエル上陸、本能寺の変、秀吉の刀狩、関が原の合戦、島原の乱にあたる間に、世界史の教科書ではヴァスコ・ダ・ガマがインドについて、レパントの海戦が起こり、ユリウス暦からグレゴリオ暦にかわって、イギリスがスペイン無敵艦隊を破って、ガリレオが宗教裁判にかけられていたのですよ。
信長が狩野永徳に描かせてローマ法王に送ったといわれる「安土城下町屏風」を安土町の人たちがヴァチカンに探しに行くという新聞記事を以前読みました。このとき、安土町の人たちと一緒にヴァチカンにいったのがこの本の作者若桑みどり氏です。
さて、魔法にかけられちゃう映画を見た後、「魔法」と「NY」のキーワードに引かれて読んだのが「ニューヨークの魔法使い」。㈱魔法製作所シリーズの第1巻。これが面白かったもんだからシリーズ3巻目まで一気読みです。
普通のOLがスカウトされて転職。転職先の男前の同僚とのラブ、ライバル会社とのシェア争い、田舎から心配して出てくる両親・・・なんて普通の話に魔法が絡んでしまうのです。ティンカーベルのような姿の同僚OL・カエルに姿を変えられているあいだに会社を乗っ取られてしまった社長令息、空飛ぶじゅうたんで得意先廻りをする営業マン。帯には「魔法版ブリジット・ジョーンズの日記」とありましたが、主人公はブリジットよりはもう少し真面目かな?
気楽に読めるロマンティック・ファンタジーに☆三つ半。
ゆるゆるな話を読んだ後にとりかかったものだから、面白いのに中々頭がついてこなくて読み終わるのに思ったより時間がかかってしまったのが「クアトロ・ラガッツィ上・下」
天正少年使節と世界帝国と副題がついているとおり、日本にキリシタンがやってきた時代と世界の関係がよーくわかる作品です。もともと西洋美術史をやっていた人が書いているので「歴史家」の視点とはまたちょっと違うようです。全体は真面目な調子で書いているのに、ときどき作者のお茶目さが覗きます。☆四つ。
日本史の教科書で鉄砲伝来からザビエル上陸、本能寺の変、秀吉の刀狩、関が原の合戦、島原の乱にあたる間に、世界史の教科書ではヴァスコ・ダ・ガマがインドについて、レパントの海戦が起こり、ユリウス暦からグレゴリオ暦にかわって、イギリスがスペイン無敵艦隊を破って、ガリレオが宗教裁判にかけられていたのですよ。
信長が狩野永徳に描かせてローマ法王に送ったといわれる「安土城下町屏風」を安土町の人たちがヴァチカンに探しに行くという新聞記事を以前読みました。このとき、安土町の人たちと一緒にヴァチカンにいったのがこの本の作者若桑みどり氏です。