木曜日、大事な大事な約束が夕方に入っていたのに「明日、出張でいないからコレ今日中にやらんとあかんねん」って上司~!!今頃ナニゆうねん!!とアリジゴクに吸い込まれていく感覚を味わったのは16時。
会議室に缶詰になって決算の準備資料作りに追われていたきんぎょです。
イタリアンを食べ損ねたその日の夕食は最近近所にできた「○っかほっか亭」の海苔弁当。ナミヘーのソウルフードその2です。(ちなみにソウルフードその1は和歌山ラーメン、その3が吉野家の牛丼)

さて、前から「見に行くです!」と断言していた映画「魔法にかけられて」見てきましたよ~!
もう、確実に笑えます!「それ、やっちゃう?!」「そこで、それ言う?!」の連発。☆いつつ!

社会派発言も結構あるシリアス系女優が「あんた、原型とどめてないじゃん」というメイクで演技してます。

この映画を楽しむためには、昔のディズニー映画「白雪姫」や「シンデレラ」を見ていることが大前提です。見たことのない人は絶対に予習として見ておくこと!!
対象年齢はうーん、小学生以上かな?幼稚園児には刺激が強すぎかも。

おとぎ話のお姫さまが魔法で現代のNYに飛ばされて繰り広げられるドタバタ。救いに来てくれるはずの王子様のトンチキっぷり、ロマンティックに弱いキャリアウーマンなどサブキャラの面々もいい感じ。
ディズニーのセルフパロディがいやみじゃなくってステキ。

最近原作モノや、リメイクモノが多いハリウッド映画ですが、「やれば出来るじゃん!」といった映画です。肩がこることもなく、ファミリーでカップルで気楽に見ることが出来るいい映画でした。
エンディングまで手を抜いていないので、急いで席を立たずに最後まで楽しんでください。

さて、今日は本命「魔法にかけられて」の上映時間まで暇だったのでついでに「ジャンパー」も見てきました。

スターウォーズでダースヴェーダーの若い頃を演じていたヘイデン・クリスチャンセン君が主演、監督はかなり面白かった「ボーンアイデンティティー」シリーズをとった人。
   「テレポートであっちこっち行けたら楽しいよね」
   「だよねー」
   「ロンドンでナンパしてフィジーでサーフィンしてスフィンクスの頭の上で日光浴するみたいな」
   「そうそう」
   「それって、映像にしてみたらこんなカンジ?」
   「そうそう!これ、いいじゃない!」
という会話が見えてくるような画面作り。すごい爽快感です。この部分はいいです。私もやりたーいと思わせてくれます。だけど、ちょっとストーリーが弱すぎ。☆ふたつ。アイディア倒れとでもいうのでしょうか。もうちょっと頑張ればもっとよくなったかもしれないのに。もったいなかったです。
ヘイデン君は「世をすねた若者」を演じさせたら天下一品かも。男前なんだけどね。