唐突ですが、我が家の給湯器が壊れました。お湯が沸きません。この寒いのにお風呂どうしてくれましょう。今日はお休みをとってガス器具修理の人を待っています。きんぎょです。

こうして家にいると、いつも見ることが出来ない時間のTVなんかも見てしまいます。
さっきは「K様」が「安奈」を歌ってました。安奈って名前もかわいいですね。女の子にどうです?

会社の昼休みに皆さんのところにオジャマしていたのですが、今年から会社のPCではシーサーに書き込みができなくなりました。アメブロはなんとか大丈夫。昼休みなんだからいいじゃんかよぅと思いつつも、まぁ仕方がありません。なかなかコメントを残せずに不義理していますがお許しを。

しょうがないので昼休みも読書タイムです。

「イスタンブールの群狼」オスマントルコ時代のイスタンブールが舞台となったミステリーです。
多民族国家トルコが、欧米の思惑も横目で見つつ近代化を図っている中に起こる殺人事件。宦官、ハレム、スルタン、イェニチェリ。とってもオスマントルコな用語が並びますが、薄ぼんやりとした世界史の知識で十分です。☆三つ半。

「ジャガーになった男」戦国時代に日本からイスパニアにわたった男が新大陸でみた夢。これは面白かった!☆四つ。闘牛の面白さは相撲と同じというのに納得。

「ガサガサガール」LAにすむ日系アメリカ人庭師が娘に呼ばれて行ったNYで事件に巻き込まれるミステリー。☆三つ半。日系人コミュニティの中にも「キベイ(戦争のときに日本に帰ってまた戻ってきた人)」だったり「ハパ(半分外国人の血が入っている人)」だったりといろいろあるようです。作者も日系人。アメリカに根付いた日系の人の暮らしぶりが伺えます。

「シモネッタのデカメロン」ロシア語通訳米原万里さんのお友達イタリア語通訳の田丸公美子さんが書いたイタリア人とのエピソード集。「モテ」を世界一意識しているのではないかと思わせるイタリア人のかわいさよ。☆三つ。解説がわりに米原さんとの対談が収録されています。そして、文庫版あとがきとして米原さんを失った喪失感をつづる田丸さん。女の友情をかみ締めます。


今年は咳が続く風邪を引いたりしたもんだから、なかなか映画館に行けません。映画はまだ「アメリカンギャングスター」しか見てません。
ギャングではあるけれども「ビジネスの基本のキ」を守るデンゼル・ワシントンの姿はどっからみても「社長」。「親分」じゃないんですよね。とっても優秀な経営者。産地からの直接仕入れで価格を下げる。生産管理、販売管理も「お客様第一」の視点で誠実な経営。☆三つ半。よく出来ているんですけど、もうちょっと何かが足りない。何も足せないし、引けないんだけど全体に薄いのかなぁ?