去年の暮に、ひっしーからもらった、フェルトのたまっころ。
コロコロと手の中で転がしていたら、
私も何か作りたくなってきました。
お正月だから、食べるものは作ってあるし、テレビを見ながら手を動かせばいいし・・・

よっし!
まず、生地の用意。
生地

それから道具。
道具
真ん中のは、かんしです、ハサミではありません。縫ったパーツ表返したり、綿をちぎって詰めたり、耳や目をつけるときに針を抜くときに使います。この道具、好きです。
ラジオペンチは、ジョイントいう部品を捻じ曲げるときに必要です。
目打ちはジョイントや目玉を通す穴をあけるときに使います。


部品も要ります。ジョイント。
ジョイント
これで手足と頭を胴につなぎます。

それから、お腹に入れる鉛の弾じゃありません、玉です。
leadshot
これで100gあります。座りやすくするおもりです。

危険な部品が入っているので、これは乳幼児のおもちゃにはできません。

何を作るかは、わかりましたね。
これです。
型紙
毛の流れを間違えないように型紙を置きます。でないと逆毛のクマになります。
縫い代は込になっている型紙が多いです。その場合は断ち切りでいいのです。
間違って、縫い代をつけても心配ありません。
かなり太めのクマが出来上がるだけですから。出来上がったことあります。

足のうら、手のひらは最初の画像の下半分にある「ウルトラスエード」という合皮を使います。

これを切り取れば準備完了です。
でも切るときには表の長い毛を切らないように、ハサミの刃先で土台布部分だけを丁寧に切ります。

これが腕。
arm

これが脚。

leg

これが頭。
head


body
 
そして耳。
ear
 
脚を縫います。

asi
かがり縫いで2枚の布を仮押さえした後、本返し縫いです。糸は太めの化繊糸。

腕も同じように縫います。綿とジョイントをつめて、腕ができました。
armcomplete

胴につけます。
joint bend
ジョイントの反対側はこんなふうに曲げます。
締め方がゆるいと、ダラダラしたナマケグマになります。なりました。
 
耳をつけて、鼻と目を付けてできあがり。
写真がないのはつけるところを自分で撮るのは不可能だったからです
いつか協力が得られたらアップしますね。

ダグラスです。
douglas

クマですよ。
ネズミじゃありません。