6月9日。夕方。
「今、スキポールに着いたよ!アムス中央駅に向かいマース」と
元気な声のminiraちゃんから電話が来ました。
去年のゲイパレード&風車&コー叔父さんカフェの旅以来の再会にわくわくしながら私もアムス中央駅へ。
あー、いたいた!miniraちゃん!
ひし!ほっぺに3回チュッ・チュッ・チュッ(オランダ風)。
本家ブログでご存知の通り、この頃のminiraは殺人的忙しさでハイになっている様子。
声がワントーン高く、スピードも増しています。
マシンガン・トーク炸裂。
どこに行きたい?
カバンが壊れたから、まずはカバンが買いたい
ではでは…アムス駅前から続く商店街(ショッピング・ストリート)へ向かい、早速カバン屋さん発見。手頃な大きさのピンクのスーツケースを発見。機内持ち込みも出来そうだし、これならば。
ちょっとお値段がね。。。えい、店員さんはインド系。こういう人相手だと値切りに応じてくれそうね。
minira、ここはちょっと関西人にまかせてて。
このカバン素敵なんだけど。この値段から値引きしてもらえませんか?
いえ、これは新作で値引きは出来ません。
ふぅぅん。。。。(不服を示す。あかんかったら隣の店行くで。)
値引きは出来ませんが、そこにあるアクセサリーからお好きなものを選んでいただいて結構です。
ええっ♪ありがとう。(mini+花合唱)
壁にあったのは耳栓、アイマスク、鍵、などの旅行用小物。一番高い折りたたみ式バッグをダメもとで差し出したら、そのままオッケー。ラッキー。15ユーロもするんですよ、このバッグ。
そして色んなお店を覘きながら商店街を進む間もminiraのマシンガン・トークは続きます。近況報告、引越しの苦労、などなど。。。
彼女のすごいのは、何と言ってもパワフルなところ。仕事して勉強してアートに親しんで楽しい人に出会って欧州中を飛び回って。。。身体がいくつあるの?と不思議になるくらい。好奇心全開で人生フルで楽しんでいる、そのエネルギーが小さい身体から眩しいオーラのように発散されています。
今夜はアスパラが食べたいというリクエストに応じて、アムス中央駅から徒歩15分くらいのところにある老舗オランダレストランへ向かいます。
その途中で、日本のガイドブックにもよく紹介されているインテリアと小物のお店に行きました。
ピンときた人、正解です。このお店はゲイ関連グッズも充実しており、店員さんもそのスジの方々。花子の守備範囲です。ディスプレイもゲイ術しています。
そっと頬寄せてみました。
もっこりが可愛いですね。中にストッキングが詰めてありました。
こういう遊び心って大好きです。
気を取り直して、お目当てのお店へ。
このお店も日本語ガイドブックによく紹介されています。オランダ人が一番大切にする「ヘゼラッハ」な雰囲気。
ヘゼラッハとは、他の言語に訳するのが難しいのですが、「家族や友達と一緒で穏やかで心地の良い」とでも言いましょうか。オランダ人の生活はこの「ヘゼラッハ」であることの追及が基本です。
左から、6月6日に解禁になったばかりのニシン、白アスパラ、オイスターです。冷たいものと温かいものが同時到着したのはちょっと驚きました。早速ぱくつきたい逸る気持ちを抑えて記念撮影を。
まずは牡蠣を。レモンをしぼって、お醤油ベースのソースをかけて、殻からずずずっと口に落とすと。。。嗚呼。身悶えしちゃう美味しさ。
ニシンも柔らかくて美味。
お目当ての白アスパラは、とてもオランダ的。「ゆですぎ」だったんです。しゃきっとした食感が失われています。味はとても美味しいのに、残念。
それでも二人は1リットル入りの白ワインを開けてしまう勢いで、食べて、話して、笑って、最高に楽しい時間を過ごしました。私達があまりに美味しそうに食べていたせいか、隣の席についた日本から出張で来たという3人連れにメニューを聞かれるほど。アスパラをゆですぎないように注文するようにとアドバイス。彼らの席に来たアスパラをお味見させていただきましたが、ちょうどいい茹で上がり。ちょっと羨ましい。
miniraちゃんがプレゼントをしてくれました。
何と、商店街で一緒に入ったアクセサリーのお店で、私が見ていない隙に私用にペンダントを買ってくれていたのです。miniraちゃんってこういう気遣いをしてくださる女性なんですよ。本当に嬉しい。
minira、この場をお借りしてもう一度、ありがとう!
miniraちゃんのエネルギーに圧倒されそうになりながら、食事を終えてエスプレッソを味わい、帰路につきました。小さな我が家にお泊りいただきます。明日はキーシン様にお会いするのだから、ゆっくり休もうね。
なのに、どうやらminiraちゃんは私が貸してあげた「チューリップ熱」を読んでてあまり眠れなかったとか?
さて、どうなる、キーシン様との再会!
→miniraブログに続く。。。。