大好きな人のツァーの最終日を観るためと、直接会ったことのない友だちに会うために東京に向かいました。

私にとって、東京はロンドンより緊張する街です。地方から外国へ出た方には、この感覚、理解していただけると思います。東京は大都会です。まあ、住んでみれば、違うんでしょうが。新幹線を降りる前に、深呼吸しました。


道義的責任感から、ライヴに付き合ってくれる方は、遅れるので会社から直行するそうです。

スーツ姿のその方を拝めるのは貴重なことだそうです。まあ、そうですか。

私は、赤T姿を拝見したかったのに。


会場の入り口へ着くなり、西から東からメールが入ります。面白がっていますね?みなさん。

はい、準備はよろしいですよ。連れは遅くなるので、先に入ります。

ふむふむ、大阪の会場より広いのね。お、天井にミラーボール。まさか、今日は使わないわよね。往年のファンは30年近く前のライヴに思いを馳せます。


もうすぐ開演というときに、ビジネスマンが訝しげにこっちを見ています。あ!あの顔は!こっちこっち。取って食ったりしませんてば。

え?何?ドリンクコインを持ったまま?「ボトルのにしたら、このホルダーがもらえるから」と、ビールを飲みたかったかもしれないことなど一切無視。ボトルのを薦めます。


これだけ広いのに、一階席は平なので後ろの席は見にくい。おまけに前は男性二人。ちょっとつらいかも。

始まりました。最初から総立ちです。もちろん私たちも。そのために来たんですもの。

しばらく、隣の方を無視します。話しかけられたら、うるさい、って言っちゃうかもしれません。

ルナの曲からよ。きゃー。


アルバムから5曲続き、6曲目。これよ。今回だけやってくれるの。

あれ?私、このときに説明したのかな?後で教えてあげたのかな?どっちだっけ、まあ、いいや。

このサックスの人がアルバム制作にも参加していました。ちなみに、私はソプラノサックスもアルトサックスも区別がつきませんでした。後で教えてもらっただけでも、いっしょに行った価値はあったわね。

この曲、アルバムの中では一番好きです。これは夜聴く曲です。


あー、やっぱり見えにくいな。前の二人の男性、邪魔や~、と心の中で叫びます。

と、隣からも少しこっちの方がよく見えるとの声。あら、優しい。お!よく見えます、ありがと。でも、前の男性が動いて、また見えにくくなった。思いっきり背伸びします。


ちょっと暑くなってきましたが、上着脱いでる間、ステージから目が離れるのがいやで我慢してました。でも、Kさんが脱いだから、じゃあ私も。そうよ、真似したわよ、悪い?


アンコールをじらすのはね、ほら、ステージの上の人(二人を除いて)も観客ももう若くはないから、ちょっとトイレタイムを作ってあげないと。脚が痛くなければ私も立ちっぱなしで拍手するんだけど、今日は痛いから、座ります。


やっぱり、あの時計の曲が最大のヒット曲だと思いますか?売れたって意味ではね。乗れるしね、いいんだけどね。でもねえ、私にとって一番の曲ではありません。もっと、もっといい曲あるんだから。


それから、あのピンクのTシャツはパジャマ代わりにしてます。だから、もう外では着れないのです。

着ている女性を二人見かけました。トイレで着替えたのでしょうね。


21曲目。

あ~あ、終わっちゃった。でも楽しかったね~。ね~。そうでしょ?でしょ?

会場出たら、また西からメールが入リました。

私はトラックじゃねえぞ~「10台」はあんまりだ~(笑)


お腹すいたし、のど渇いたので、二人で夜の街へ繰り出しました(笑)