金曜日の夜、いつもより遅くまで開いていた美術館で彫刻を見てきました。

ロダンの彫刻は劇画タッチだと思ったきんぎょです。


「芸術が愛らしいものであってなぜいけないんだ?世の中は不愉快なことだらけじゃないか」と言ったのはルノワール。

つまらないこと、イライラすることが続いたときは、ルノワール的な映画でほっこりしたくなります。

私の目安は「ヒュー・グラントが出ていそうな作品」ちょっぴり苦い現実を踏まえつつも、ラストは大体幸せ。

我が家では「おヒュー様的映画」と呼んでいるジャンルです。


公開初日のお昼過ぎという一番人が入っていそうな時間に行ったのに、半分も客席が埋まっていなかったこの映画。

きっとすぐに終わってしまうと思いますけど、やさしい、かわいい小品を見たくなったときにぜひ。☆三つ半


この映画、80年代ポップスを聴いていた人にはニヤニヤしてしまう台詞が満載。


最近、いただいたCDを1枚につき40回近く聞き込んでいますので、「ああ、私こんな曲好きなんだわ」ということを再確認しておりました。この映画に出てくる曲はまさに、ツボ!好きなタイプの曲ばかり。

サントラ盤を買って帰ろうと思ったら、売り場は同時期に公開している「少年探偵コナン」関連グッズで埋め尽くされてました。トホホ。


~8月31日追記~

さて、yas兄に買ってきてもらったCDの中にこの映画のサントラがあります。

これが、もうツボツボ!!ヒュー・グラントちゃんと歌ってます。そりゃ歌手としては素人ですから、「案外上手ね」くらいの評価になってしまいますけどね。

映画で観たときにも思ったのですが、ちゃんと「その時代っぽい曲」なのがすごい。特にバラードなんかどう聞いても「ワムっぽい!!」この映画がほとんどデビューくらいの新人女優ヘイリー・ベネットの歌も今ドキっぽくっていい。かわいかったなぁ、この子。

CDの構成としては「この曲を最後に持ってくるのはいかがなものか?」と問い詰めたいところもありますが、映画を見たヒトにはオススメです。☆四つ。


今朝、朝のTV番組を見ていたときに流れていたCMにびっくり。

「ビューティフル・ソングス ココロデキクウタ VOL.2」というやつ。

これ、一作目が評判よかったコンピレーション(っていうの?オムニバスっていうの?)の2匹目のドジョウCDなのですが、ラインナップはこんなかんじ。

「ダニエル・パウター」「ジェイムス・ブラント」(あー、ダミアン・ライスのハナシのところで出てきたよね)

「カーラ・ブルーニ」(知ってるよ美人お嬢様歌手だ)

「エルヴィス・コステロ」(知ってる知ってるノッティングヒルの人ね)

その中に混じって「ヒュー・グラント&ヘイリー・ベネット」この映画の曲が入っているではないですかΣ( ̄□ ̄;)!!