お片付けスクールのシークエンス

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「お片づけ」が自信に、自信が笑顔に、笑顔が幸せに

群馬県在住の整理収納アドバイザー山口智子のブログ

お片付けスクールのシークエンス
群馬県在住
講師歴15年目の
整理収納アドバイザー

山口智子です

 

書類整理していた際に

以前所属していたNPOが発行する

会報が出てきました。

そこに私が掲載したコラムを

紹介させてください。

少し長いので

お時間あるときに

読んでいただけると幸いです。

 

 

私の本音 ~物の整理について~

お片付け講師としてセミナー回数が600回を超えました。いつも「何も捨てなくていいですよ。でも、今使っている物と捨てられない物は分けて収納しましようね。と言っている私ですが、実は本音ではありません。  
「どうせ捨てろって言うんでしょ!」という先入観を取り除き、数年後に「取っておいたけど一度も使わなかったな」→「そろそろ手放してみようかな」と気付きを得てもらうための遠回りな手段なのです。本音は「今すぐ不要な物を捨てれば片付きますよ」です。でも敬遠されるから言えません。

 

「整理とは分けること」ですが、分けるためには全ての物と向き合うという作業が必要になります。引き出し、押し入れ、物置の中の物を全部出す。そして、全ての物を見る、触る。すると山のように長年使っていない物が出てきます。分ける=捨てる物を見つける作業なのです。

  
公民館講座で宿題を出すことがあります。1日1つ不要な物を見つけて1週間後7つの捨てた物を発表してもらうのです。これは物を手放す練習です。今まで7つしか捨てなかった方は一人もいません。お片付けのヤル気スイッチが入り、驚くほどの数になります。受講生全員が捨てた物を平面に並べると、体育館の床一面以上!「この講座を受けて良かった」「性格が変わった」「家が見違えるほど広くなった」などの感想をいただくと嬉しくて涙が出そうになリます。

 

よく「収納場所が少ないから散らかっているの」と言う方がいますが、収納スペースの中には長年使っていない物がたくさん入っています。それが家の中からなくなれば、いつも使っている物を収納できるので、部屋はあっという間に片付くのです。要、不要に迷った時は、「これは、いつ誰が、どこでどのように使うのかを考えてみましょう。用途が明確な物は、捨てる必要はありません。曖昧な物は、捨ててもきっと困りません。いつか使うかもの「いつか」はこないのですから。

物を増やすのは簡単で楽しくて嬉しいものです。それに比べて捨てることは苦痛を伴い体力が要ります。要、不要を判断するには頭を使うし、ゴミは重いし、移動も大変です。お金が掛かることもあります。今、苦痛で面倒くさくて後回しにしていることを5年後に出来るでしょうか。

  
定期的に整理している私でも、1年前に捨てられなかったのに今日は捨てられるという物がたくさん出てきます。このように片付けは永遠に続くので、ストレスから解放されるために少数精鋭な物と暮らしていきたいと思っています。自分の心を豊かにする物だけに囲まれた部屋は、きっと最高の空間になります。「断捨離」の著者やましたひでこさんの言葉を借りると「これからの人生に連れていきたい物だけ残しましょう」これに尽きるのです。

 

最後に、私の苦手なことは掃除です。床の水拭きはしていないし、窓は曇っているし、サッシの溝には砂がたまっています。どなたか私のお掃除ヤル気スイッチを押してくださいアセアセ

 

 

クローバークローバークローバークローバークローバー

 

 

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