天使がお花畑で微笑んで。 | Producerのブログ

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趣味からの展望、そして野望、そして伝説へ。

そーなんだよぉ。3と5の言い方が・・・・


あ。どうもぉ!!!Producerです。


皆さん、いかがおすごしでしょうか?





今宵はですね。僕の大学時代の話を1つ。


僕の行っていた大学は東京歌舞伎町が非常に近く、


食べたり、飲んだりということには困ることはありませんでした。


しかも、新宿はラーメンの宝庫♪いろんなラーメン屋が軒並んでおります。



そんな、なかに、ちょっと変わったラーメン屋がありましてね。


外観も内装もフツーーーのラーメン屋。


ただ、メニューがちょっとおかしい。




「 天使がお花畑で微笑んで (醤油らーめん) 」



「 夜空のお星様に願いを込めて (チャーシュー麺) 」



「 虹色の架け橋を渡って (塩らーめん)」



などなど、こんな感じのメルヘンたっぷりなお品書きになっておりました。


僕と友人は「なんだ?なんだ?」とメニューを見ていたら、、、、




まぁー歌舞伎町という場所柄、どーみてもカタギの方とは思えない


2人組みの「ヤ」のつきそーな方が店内に入ってきまして


ドスの入った声でカウンターにいる店員に、


「 醤油とチャーシュー 」 と言いながらテーブルに付きました。




すると、店員は、


「いや、お客様。メニューに書いてある通り、ご注文下さい。」と。




ヤの付きそうな方々は、メニューをメンチを切るような目で見たあと、


店員に向かって、注文をしはじめました。





「 て、、天使の、、、が、、お花ばた、、、けで微笑んで  と。。。


  なんだぁ。。。。えーー、、、夜空の願いが お星様?・・・・・。 」



と。


見るからに怖そうな人が、


ものすごい可愛い単語を照れくさそうに連呼しておりました。




もう、僕はおかしくて、おかしくて♪♪


でも、ちゃんと怒らず言って偉いな♪と感心。




ヤの付きそうな方々は


「なんだよぉ。。。。」みたいな感じで無事注文を終え、スポーツ新聞を広げだしました。




すると。


店員はコクンとうなずき、


厨房に向かって





「醤油。チャーシュー。はいりまーーーーーす!!」




と大声でオーダーを通していました。





その瞬間、スポーツ新聞がバサ!!!!!!!!っとたたまれる音が聞こえました。













いやぁー、それから数ヵ月後。


そのラーメン屋の前を通ったのですが、


そのラーメン屋の姿はありませんでした。










メルヘンも場所と人を選ぶんですね。



というわけで、今宵はこれにて解散!!!



ドドドン!!!