早産で生まれた桃太郎には新生児の時点でシナジス(RSウィルスの予防接種)が追加された。

おたふくや水疱瘡などの任意接種も受けたので、母子手帳の予防接種のページはびっしり書き込まれている。

水疱瘡は接種したのに罹ってひどい目に遭ったので、「注射してなかったら死んでたに違いない」と言い聞かせてきた。

 

対するまりんはあまり体調を崩すことがない。

4歳半の今、なぜ健康なのに注射しなきゃいけないのかと暴れる。

ま、普通に考えたらそうですよね。

 

物心つく前に打ちまくっておけばよかった。

働いているから時間の余裕はないのに、二人目育児なので精神的な余裕がある、いやこれは本当の余裕とは呼べない。

 

 

せっかく小児科に行くチャンスだったのに暴れられて断念した。

仕方がないから、子どもたちに予防接種の大切さについて説明した。

 

注射には、病気の元になるウイルスが入っています。

でも、毒は抜いてあります。

これが体に入ると、体の一部になります。

次に本物のウイルスが体に入ろうとしたとき、体は「あ、お前知ってる。前に来たことあるじゃん」と言います。

だから毒もあまり悪さをしません。

 

もし注射をしていなかったら、体はウイルスが来たときに戦います。

「知らない奴が責めて来た!戦え!」と言います。

体の中で戦争が起きるので、熱も出るし、ブツブツができることもあります。

もっと怖いのは、内臓がちゃんと働かなくなったり、脳みその部分が死ぬことです。

 

体がウイルスのことを知っていれば、命を守れるん、だぞっ。

また来週~(になったら小児科行けるかな…)