終わりよければすべてよし@さいたま芸術劇場 | ねこおばさん と つりおじさん

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先週の観劇



終わりよければすべてよし

演出家 蜷川幸雄さんが1998年から始めた彩の国シェイクスピア.シリーズ37作のラストです
蜷川さんが亡くなった後は吉田鋼太郎さんが後を継いで演出しています


知らない作品で、予備知識無しで行ったならば…
とんでもない話しだわ😑

貧しい娘ヘレンは伯爵バートラムに片思い
身分が違うと諦めていたけど、父が残した処方箋でフランス王の難病を治し、感謝した王が家臣の一人と結婚させると言うのでバートラムを選ぶが…
バートラムは貧しい娘など嫌だが、王には逆らえず嫌々結婚を承諾
しかし、その夜に王に逆らい勝手に戦地に行ってしまう😱
自分の指輪をはめ、自分の子供を宿すことができれば夫になるとの置き手紙を残して… 

伯爵にその気が無いのにそんな事無理よね~
でも、ヘレンはやり遂げちゃう😱

普通、身分の違う男女が愛し合い、最後は結ばれてメデタシ メデタシなんだけど、逃げる伯爵はクズ男だし、策を練り伯爵を夫にしてしまう娘は恐ろしい
クズ男に復讐してスッキリしたってならわかるけど、この2人が最後に結ばれるってのが終わりよければすべてよしなのか?!
ラストは愛なのか?復讐なのか?う~ん😟わからん😭💦💦

ま、元々シェイクスピアは得意じゃないのよね
まどろっこしいセリフとかドロドロした話しとか😅
話しより演技を観に行く舞台ですね
藤原竜也さんのクズ男も、石原さとみさんの可愛いのに怖い女も見事な演技でした😁

このシリーズは出演者が豪華なので何作か観劇してます😊

21弾  冬物語
22弾  ヘンリー六世
27弾  ヘンリー四世
32弾  尺には尺を
34弾  ヘンリー五世
35弾  ヘンリー八世
37弾  終わりよければすべてよし

シェイクスピア,シリーズとしては終わりよければすべてよしとなりました