金閣寺@赤坂ACTシアター | ねこおばさん と つりおじさん

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猫やお芝居 たまにお魚

昨日は赤坂でお芝居



金閣寺


原作 三島由紀夫

演出 宮本亜門

出演 柳楽優弥、水橋研ニ、水田航生、市川由衣
    高橋長英、大西多摩恵、花王おさむ、山川冬樹、磯部勉
    大駱駝艦(村松卓矢、湯山大一郎、若羽幸平、橋本まつり、小林優太、宮本正也)
    岡田あがさ、天正彩


あらすじ(劇場HP抜粋)

「僕の内界と外界との間の扉に鍵があり、うまく開いたためしがない。
それどころか、その鍵は、錆びつてしまっているのだ」
貧しい寺の子として生まれた溝口は生来の吃音のため人とうまく接することができず、その苦しみは母にも理解してもらえない。
孤独にもがく彼に父は、「金閣がお前を導いてくださる」と、その美しさを聞かせるが、初めて訪れた現実の金閣は美しいとは思えないものだった。

その後、父の遺志に従い金閣寺の徒弟となった彼は、鶴川と出会う。
溝口の吃りをからかおうとしない鶴川はまぶしいほどの明るさで手を差し伸べ、存在を認めてくれる友。初めて輝かしい夏のひとときを過ごすが、寺を訪れた米兵と娼婦をめぐるできごとにより、溝口は道詮和尚から無言の圧力を受け、寺の福司に睨まれるようになる。

その後、大学へ進学した溝口は、鶴川から休み時間を別々に過ごすことを提案され、途方に暮れる。

そんな彼の前に現れたのが、内翻足の男・柏木だった。
自分の内翻足すらも武器に変え、悪をも肯定して不敵に生きる柏木に溝口は憧れを抱き、惹かれていく。
柏木との付き合を心配し忠告する鶴川に対して、溝口は素直になれないまま「君と僕とは違う人間なんだ」と言い返してしまう。
さみしげに立ち去る鶴川。そして彼はそのまま、帰省先でこの世から去る。
鶴川を失って再び孤独に沈み、死んだ毎日を過ごす溝口。

そして徐々に自分が、柏木と同じようには生きられないことに気づいていく。

柏木との決別後、溝口は内界と外界との間の鍵を開け放つため、金閣へ火を放つことを決意する。



内界に閉じ込められもがき苦しむ主人公と柳楽優弥さんが重なりすぎて苦しいくらいショック!


彼も若くして注目され過ぎ苦しんだ時期があったらしいものね


でも、彼は見事に外界との鍵を開け、立派な舞台役者になれたんだわね~(しみじみ)


序盤から滝のように汗をかき、溝口を熱演してましたニコニコ


今回は再演で、初演は観てないけど溝口はV6の森田剛さん


金閣の化身として登場する山川冬樹さんのホーミーのマイク音量が凄くてびっくり叫び


客席には高齢の方も多かったけど、皆さん大丈夫だったかしら・・・


絶対的な存在だと思っていた金閣寺も燃えてなくなってしまうという現実


だから自分も生きていける、生きよう・・・静かなラストでした



ちょっと早めに赤坂に到着したので久しぶりに日枝神社に行ってきました



八重桜は散り始め、藤の花がもう咲いてました


昼時、神社の石段に腰掛けお弁当を食べている人がたくさんいるのにびっくりえっ


バチ当たらないかしらね~?



昨日はポカポカ陽気でした晴れ






ボーちゃんは自分のシッポの存在を忘れてしまったのか、折れ曲がってても気にしな~いにひひ





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