勝手に思うこと誰かの究極の自己満足の結晶を誰かが目にして、耳にしてそれになにかを感じ価値を勝手に付けたものが芸術と呼ばれているのかも知れない。芸術を産み出すことを自分でしようとすればそれはもう自己満足ではない。誰かに届けようとすることもないただひたすらに自己満足それをまた誰かが価値あると声をあげるそんなことは自己満足の副産物に過ぎないおかまいなしにおかまいなしにただひたすらに自己満足
妄……想像する。無重力の世界に投げ出されたのなら手も足も要らないだろう頭も胴体も要らないだろう丸い塊で良い気がする口も鼻も要らない声も耳も要らない目も要らないかもしれないどこを見るでもないけれど全て見えているそんな感じか触覚は欲しいかな星にぶつかり丸い塊が形を変え漂う間にまた丸くなる触覚さえあれば楽しめるかも
改めて知るいま胸に手をあて感じる不安に思う程しっかりとした私の鼓動トクトクトクドッドッドただの生身な人間なのだと気づかされなんだか怖くなる生きていることをこれだけ突き付けられることは他にないだろう自分が今生きていると自覚するこ とをなぜか恐ろしくなぜか不安に思うそれを知るだけで息苦しくなる呼吸が浅くなり速くなるなんと無防備なのだろうか生きているという無防備さに驚かされる
夏の押し寄せ夏の暑さに気を取られ見過ごす綺麗がいくつあろう夏の暑さに流されて犯す過ちいくつあろう深緑が命の力感じさせ青一面が前を向かせ刺さる陽が足を動かさせるそんな夏の力強さに背中押され踏み出す一歩がいくつあろうとても強引にしかし与え続ける夏嫌いになりきる事の出来ないいじらしさを感じさせ過ぎ去ったあとに喪失感さえ与えるそんなズルい季節
夏の夜の華夜空に咲く一瞬の華この日だけは多くの人が空を見上げる音や風遠い記憶色や匂い懐かしき想い出一瞬の開華を繰り返しあれが好きこれが好き楽しさ溢れる人も何にも目を留めずただ感じ想い耽る人もそれもまた夏の火の華終わり噛み締め帰路につく儚さの美しさを思い出すそれが夏の日の華夏の夜の華
ことばあそび知っているもし引き込まれたらどうなるのか限られた時間の限られた機会を掬いとれずぽかりと空いた日常を消化する後味の悪い日々残るのは行き場の見当たらない思い自責の念誰が悪いのか下らない言葉遊びの終着点は選択肢などあるはずもなく傷を深くする言葉や言葉の意味など散らかしては整えてこねくりまわして疲れ果て息できるまでもがいてる疲れてしまった馬鹿らしくなっただから走りたい時に走る歩きたい時に歩く歩きたい時に走る走りたい時に歩く思った通りにいかないなら思ってもいかなければいいこっちから自由を捨てて自由をコントロールしてやる決め事をしないと決め事をするだから今もこれからも自由だ自由に縛られた自由はいらない今一瞬の瞬きさえも今一瞬の笑顔も今一瞬の眉間のシワも自由だ自分で決められる自由なんてそんなもんだってまた言葉遊び(笑)
違いについて『解り合いたい』と思う欲望ってとても欲深い願いだ。『認め合いたい』という欲望とは似ているようで全く別物。『解り合いたい』の中にある種の支配欲が感じられる時がある『解り合いたい』と思う気持ち自体は素敵な事だと思う知ろうとする理解しようとする事はとても前向きなように思える。ただ、多くの時間をかけて理解に努めているつもりでも結果として、一方的な干渉の枠を越えない事も多い様に感じる。そもそも理解をする事自体が非常に困難な事ではないのか?と思う『認め合う』とは『解り合う』よりはもっと広く深い印象を受ける。どちらかと言えば『許し合う』にも似ているように思う。ただ一部の『許す』の中には『無関心』という隠し味を含んでいる人もたまに見掛ける。対象者の存在を認める行動を認める考えを認める言葉だけで表すと傲慢に見えるかも知れないけれどもそれが出来る人はとても愛ある人のように思う。どんな事でも全てを認められる訳では無いけれどまずは『認めよう』とする事はとても深く優しい事だと思う。受け入れて価値観の違いを楽しめる人になれればとても素敵だ。しかし『解り合う』『認め合う』『許し合う』どんなに言葉や中身が変わろうともその中に含まれる『孤独』というものの含有量は基本あまり変わらない。多いように、少ないように感じるのはその時々の自分の心の向き方次第で…ようは『勘違い』みたいなものなのかも知れない。
春色未熟な暖かさを感じ巡り来る色彩に少しばかり心高揚させ目を閉じ自らの記憶の色を辿る頭上は僅かな白と層のできた青足元はしなやかな緑恥ずかしげな黄顔の少し上をゆく淡い桃目蓋の裏に鮮やかさ溢れ深く息をし微笑み浮かぶ訪れる出会いと別れを飾り付け始まりの予感を踊らせるそんな春の色たち皆さんの春色は何色でしょう?
罪たゆたうあなたを憂いでいてもたゆたうあなたの産み出しものをとても愛しく思うのを人は罪だと言うのでしょうかきっと私の中の罪あなたの才に惹かれた罪命の欠片を受け取った儚さ故に爪痕深く残る私の糧となり消えぬ形が繋がり示す
おぎないあう歌をつくりたい沢山のメロディは浮かぶのだけれどそれに詞をつけるのが苦手沢山の言葉が浮かぶのだけれどそれに音をつけるのが苦手だから補い合う美味しいもの食べたい沢山の新鮮な食物があるのだけれど調理をするのが苦手沢山の豊富なレシピがあるのだけれどそれを完成させる材料がないだから補い合う色んな景色を観たい沢山の美しい場所を知っているのに其処へ向かう為には身体が不自由だ一緒に居たい人が居るあなたの輝いている姿を観ていたいだからあなたの為の足になるそれも補い合う沢山の人達がそれぞれの思いの為道筋は別でも補い合っている補い合って産まれるものは同じだけれど産まれたものへのそれぞれの思い、感じ方は違う互いの最高の為に補い合う最初の目的と産まれたものが違う場合でも補い合う事によってかえって最高のものが産まれる事もある補い合う事により新しい何かを見つける事ができるかも知れない知らず知らずに補い合っているのかも知れない同じ方を向いて補い合う違う方を向いて補い合う目的は別々でも補い合えれば素敵です