カステルヌオーヴォ=テデスコが1956年に書いた作品に「亡命者のバラード」(歌・ギター)が

ある。

亡命者とか言葉が出て来ると、小生はこのテデスコの曲に思いがいってしまう。

そんな関係で、Exile、追放された人,亡命者,流浪者のコトバに出会うと「ハリウット映画と亡命」、

戦前にヨーロッパからアメリカへの亡命した人々の関係する本・資料を集めてしまう。またまた、

ゴミ収集者となりはてている。

テデスコの歌とギター伴奏の作品を全て収録したCDが制作発売されたことも影響しているの

だが、、、。

        Cristina Cid(soprano guiatr)

Thomas Torrisi, guitar Sara Crigger, mezzo-soprano

Duo CANTARRE Carrie Dimaculangan, soprno
Annika Hagemeier, Guitar

      

                        

     未所有のもの

 

 

 

 2017.08月発売

その他にもアメリカ盤があるとうだが、以前に入手を試みたが廃盤のようで

演奏者から「なしの礫」であった。

 

スペイン系ユダヤ人であったテデスコは、イタリアのファシスト政権の圧力によって、

作曲・演奏活動が実質できない状態に追い込まれていた。

人種法が制定されたことは、テデスコにトスカーナ州のフィレンツェを離れる決断を

させることとなった。

ダンテが敬愛して、自作の「新生」を捧げたことで著名なフィレンツェ生まれの詩人

グイド・カヴァルカンティGuido Cavalcantiがいる。

カヴァルカンティは辺地に追放され、死の直前(1300年)に書いた「亡命者のバラード」

というソネットがある。

フィレンツェから亡命せざるを得なかった自分の境遇に照らしてテデスコは、フィレンツェ

生まれの同郷の詩人Cavalcantiに共感していただろう。

この歌曲が献呈されたsopranoがいた。その話は次回を予定してます。

 

  ----歌詞-----

Perch’i’no spero di tornar giammai,
ballatetta, in Toscana,
va’ tu, leggera e piana,
dritt’a la donna mia,
che per sua cortesia
ti farà molto onore.
  Tu porterai novelle di sospiri
 piene di dogli’ e di molta paura;
      ma guarda che persona non ti miri
che sia nemica di gentil natura:
      ché certo per la mia disaventura
 tu saresti contesa,
 tanto da lei ripresa
 che mi sarebbe angoscia;
dopo la morte, poscia,
 pianto e novel dolore.

私には故郷のトスカーナへ帰る希望すらまったく
絶たれてしまった。
バッラテッタ(バラードの愛称)よ!
お前は私の愛する人のところへと
軽やかに真直ぐに行っておくれ
親切な彼女はお前を手厚くもてなしてくれるだろう。
お前は苦悩と恐れに嘆きの知らせを持っていくのだ
しかし気を付けるがよい
敵に見つからないように
不幸にして見つかれば捕まえられてしまうだろう
そうなったらば私は死んた後でもまた苦しめられるだろう

                      (以下省略)        (書きかけ)