『善き人のためのソナタ』(Das Leben der Anderen)は、2006年作ののドイツ映画。
様々な賞を取っているようだが、先週にNHKのBS2で深夜放映されていたので
運よく見ることができた。ついでにDVDにも収録しておいたので、時々切れ切れで
みてしまった。
「ドイツの壁」崩壊時の頃がこの映画の時代背景となっている。
東ドイツのシュタージ(国家保安省:スパイ、国民を監視する部署)のエージェントを
主人公にしたドラマ。当時の東ドイツが置かれていた監視社会の実像を克明に描い
ている。
シュタージの局員ヴィースラー大尉は国家に忠誠を誓っていた。ある日彼は、反体制の
疑いのある劇作家ドライマンとその同棲相手の舞台女優クリスタを監視するよう命じられ
る。
劇作家のアパートには盗聴器が仕掛けられ、ヴィースラーは徹底した監視を開始する。
だが、聴こえてくる彼らの世界にヴィースラーは次第に共鳴していく。そして、劇作家ドラ
イマンが弾いたピアノソナタ『善き人のためのソナタ』を耳にした時、ヴィースラーの心は
激しく揺さぶられる。
この題名の作品が気になったので調べると、作曲家ガブリエル・ヤレド(Gabriel Yared,
1949~)の作で、ゴダールの映画『勝手に逃げろ/人生』から映画音楽に関係すること
になったようだ。
久し振りに善き映画を観ました。

