やっと手にしたチケットで(某オークションにて)
今夜、見物することができました、なんと至福の空間で。
午前中から、慣れない仕事と戯れて終わった一日。
早朝の予習(彼女のCDをきくこと)もままならず、ぼ~~とした頭でこなした仕事。
そんな関係の影響か?、19時開演の演奏ぎりぎりまでアルコールを
飲み干してしまった。それからコンサートに出向くことになった。
いつものコンサートのように、惰眠を貪り異空間にトランジットしなかった。
少々の酔いと緊張感があったからだろうか。
前半は、予習不足のメンデルスゾーン、となじみの少ない「ダヴィッド同盟舞曲」。
あまり知らない作品だったことが覚醒していたのだろうか。
休憩後の「葬送」は、20歳頃にホロヴィッツのLPを しこたま聞いていた中の
曲だった。
「なげき」がでてくる前の、出だしに響いてきたゾクゾクとさせてくるもの。
なんと新鮮なこと、初々しい歌・響きで始まる。今、これを書いても先ほどの
「響き」を自分の頭では再現できない。もう一度それに触れたいと欲情する
ほど凄かった。そんな経験などない。
ライブのピアノ演奏に行くことは少ないが、この「ヒビキ」を知るなんて、
この年になっての初体験だ。
おれの、純日本人的な感性の期待・想定を超えて、それをいい意味で
裏切ってくる歌・音楽。
その「なげき」を、彼女自身が一体化する寸前で、軽く「いなす」
同化しないでこの音楽を、客観化して鍵盤をたたくのだった。
「そうだ!おぼれてはならないとでも言うように。」
今夜は眠気を催すことはなかった。どうしてだろうか?
不遜にもコンサート直前まで呑んでいたから、それともあまりにも若くて
ぴちぴちした女性だったから。
否。
ピアノの初々しい詩情・日本的でない何ものかに触れたからだった。
~~~~ 今夜のこと ~~~~~~~
2010年3月26日(金) 19:00~
東京文化会館小ホール
(演 目)
メンデルスゾーン:ロンド・カプリチオーソ ホ長調 op.14
シューマン:ダヴィッド同盟舞曲集 op.6
-休憩ー
ショパン:ピアノ・ソナタ第2番 変ロ短調 op.35
------^-- アンコール --^-------
「別れの曲」 ~今日はこれでお終いとでもいうように
「革 命」 ~素人ピアノ聴きのパッションを揺さぶる
「前奏曲?」 ~ショパンとは思えない、エスプリたっぷりに
「練習曲」 ~軽く皆さん楽しんで!私も嬉しいとでも言いたげに
(当方:作品番号知らず)
「夜想曲 遺作」 ~あたし、今日はこんな風に感じて弾きたいとでも云うように
(カーネギーホールでのアンコール曲でもあった、演奏家が自在にショパンを手繰る。
それでも彼女の演奏が、また一段成長しているようだった。)
W氏よ、こんなステキな生演奏への機会をありがとう。
演奏後の食事(W氏と) 一晩で前後の呑み
★ ☆ ☆ ☆ ★
~ロクザさんの世界~
日 時 2010年6月6日(日)
開 場 午後3時を予定(?)
会 場 杉並公会堂(JR荻窪駅北口徒歩7分)
B2F グランサロン
料 金 無 料
ピアノ ベヒシュタイン(D-280フルコン)
演 目 自作作品のみ(ピアノ・ソロ)
*当日に押しかけOKです。可能なら事前にご連絡を
いただけると会場の準備の関係で助かります。

