古くは「情けは人のためならず」
なんていうのが代表格だったけど、
さすがにこの諺の意味するところは
いまではみなさん、知っていますよね。

で、取り上げたいのが「確信犯」。

これって、「悪いことと分かっていて、やる人」
という意味で使われていることがほとんどだけど、
本当は違うんですよね。

本来の意味は、政治的・宗教的などの信念に基づいて
「正しいこと」と思ってやる犯罪者のことなんですね。

つまり、法律などがどうであろうと、
「これが世のため人のためである」というわけ。

ま、テロや政治犯がそれに当たるということです。
昔の日本なら、連合赤軍とか中核派とか。
もしかしたらオウム真理教もそうかな。

あと、勘違いとは違うけど、
「負けず嫌い」って言葉、気になりません?

「負け嫌い」なら分かるんだけど、「ず」があるから、
負けないことが嫌い、すなわち
「勝ちたくないんじゃん!」と思ってしまいます。

でも、よくよく調べたら、
この「ず」は打ち消しの語ではなく、
古い言い回しが残ったもの、ということでした。

それならしかたないけれど。
なんか、言葉って、きっちりしたいと思いませんか。
3~4人のグループで、
狭い道を横一列になって歩いている人たち。

とくに自転車で後ろから追い越そうとするとき、
「おいおい、その人数で横一列になったら通れないだろ!」
と叫びたくなるのは私だけでしょうか。

前から人や自転車が来たときは
視界に入って確認できるから
自然と端によけたりするのだが、
後ろから来る者にとっては完全に通行妨害。

これが車道・歩道に分かれている歩道だと
さらに困ったもので、
自転車は本来、車道を通行すべし、とされているから、
こういう状況に遭った場合でも
ベルを鳴らしてはいけないことになっている。

では、どうやって彼らに「道をあけてくれ」と
伝えたらいいのだろうか。
(本当は自転車を降りて押して歩かないといけないらしいが、
 それもちょっと、ね。)

こういうのって、結局は、
ちょっとした気づかいがあるかどうか、だと思う。

「自分たちが横一列になると、道幅いっぱいになっちゃうな」
ということぐらい、せめていい歳した人たちは、
ちゃんと気づいてちょうだいね。
ずーっと前から不思議に思ってたことのひとつですが、
音楽の歌詞の内容って、ほとんどが男女の恋愛になってますよね。

もちろんちゃんと調べたわけではないけど、
たぶん90%以上の曲が恋愛をテーマにしたものだと思う。

人間には、世の中には、もっといろいろほかにもテーマがあるのに。

仕事、生き方、善悪、嬉しいこと、つらいこと、おいしいもの、
美しいもの、尊敬、価値、お金、誇り、怒り、悲しみ、
政治、日本、地球、宇宙・・・・

とはいっても、なかなか曲にはしずらいのかもしれませんね。
おそらく、年齢や性別を問わず、
もっとも広い層に受け入れられやすいテーマが“恋愛”なのでしょう。
ほぼ例外なく、いちどは誰でも心ときめかせた経験があるだろうから。

ただせめて、同じ愛でも、家族愛や友情など、
男女間以外のものが、もっとあればいいのに。
(あるにはあるんですけど、ね。)




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