しかし、そこまで大金をはたいて初節句の兜を購入する意味があるのかというと、何となく疑問が残ります。
初節句の兜は、最近では安くて見た目がそれなりに良いものもあるので、できるだけ安く済ませるのが賢明です。
最低でも初節句の兜は、5万円くらいはするので、実際、購入するとなると、かなり経済的に圧迫します。
初節句の兜は、実際、その必要性が問題で、よく考えてから、購入した方がいいかもしれません。
そんなものに、大金を出すのはどうかと思うのが普通で、初節句の兜は、余裕があまりない人は、無理する必要はありません。
子供に可愛そうな思いをさせたくないなら、思い切って初節句の兜を買うのもありですが、所詮、1年に1度しか飾らないものです。
兜に込められた思いを感じることなく、ただ単に子供が無いとかわいそうという程度の気持ちなら、初節句の兜は必要ないでしょう。
夫婦で初節句の兜を購入しようと思って、デパートに兜を見に行くと、想像以上の高額に驚くことがあります。
昔は、初節句の兜というと、大体、両方の親に買ってもらうというのが普通だったのですが、今ではそうした慣習はなくなりつつあります。
節句の兜は身を守ることが発祥なので、初節句の兜は必要なものですが、無理して買う必要はありません。