―肺が痛むほど大きく吸い込んだ空気は、直ぐにため息へ変わる。

吐き出された息は白く残り、夜の冷たい風に流されていった。


都心から少し外れた小さな公園には、僕の他に誰もいない。

街の明かりも、月明かりも届かないこの場所で、

ただひとつ、薄暗い街灯だけが僕を照らしていた。

今日もまた、僕はこのベンチに座り込み、狭い空に星を探していた。


何かが変わると信じてここに来たはずだったのに、今では虚しさだけがそこにあった。