きなこのお部屋

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きり丸ハウスのおばさんの島暮らし

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境浦には、浜紅丸という戦争中の貨物船が沈んでいます。

魚雷攻撃を受け、ここまで来て座礁したものです。

20年くらい前までは、船の姿がもっとはっきりとしていました。

舳先部分には、モクマオウの木が生えていました。

泳いでいって上ることも出来ました。

カヌーで近づけば船の真ん中、魚雷の貫通した穴を漕ぎ通り抜けることも出来ました。

サメが沢山いました。

今は、台風でやられ、潮風でやられ、ほとんどの部分が崩壊して海の中になってしまいました。

海岸のすぐ側です。

 

上から見ると・・

 

 

全体の輪郭は、はっきりと残っています。

 

境浦に至る湾岸道路。

この橋は、沈船の名前にちなんで、浜紅橋と名付けられました。

この橋が出来る前は、崖沿いの細い道を通行していました。

雨が降ると崖上から瀧が流れ落ちるという難所でした。

 

 

山の上に見えるアンテナはJAXAの追跡所です。

最後に、冬の渡り鳥。

この鳥はいつも大村海岸端の自衛隊前辺りにいるのですが、今日は家の前の川にいました。

白いのはよく見かけますが、灰色のサギ?は更に大型で少数派です。

 

先週のことです。

桜咲くの噂を聞いて早速お花見に出かけました。

本当に満開でした。

 

 

   

 

 

内地の豪華な桜に比べたら、とても小さな花ですが、やはりお花見は季節の贈り物です。

コロナで単調な気詰まりな暮らしの中、なおさら美しいです。

後ろの大きな木は、タビビトの木です。

タビビトの木の実は鮮やかなターコイズブルーの綿をまとっています。。

とても人工的な色で、着色したようですが、自然の色です。

夏には実が付くはず、その頃にはご紹介したいわ。

 

小港海岸に流れる八瀬川。

冬の渡り鳥サギがいます。

 

 

 

ヤシの木。

私のベストヤシはココヤシですが、これは実がカラフル。

 

 

そして、私が一番好きな木。

シマムロ、アイランドジュニファーです。

固有種唯一の針葉樹です。

ヒノキ科に属し、とても良い香りがします。

山には、大木の枯れた残りがいくつもありますが、生きている木でここまで大きいのは父島ではなかなか見られません。

何だかうれしい。

 

山の上から見た二見湾。

春の海はどことなく霞んでいます。

周りにあるのは木々ばかり。

人けの無い静かな高台から見る海はほっとします。

島なりに寒い季節ですが、春は近いです。

 

       

2日、朝から父島は昨日とは打って変わって青空が広がりました。

太陽の輝く島は、本当にきれいです。

今日はおが丸着発便の入港日です。

この船で、お正月来島の方々はほとんどお帰り。

あっという間のお正月でした。

定刻の11時に汽笛が鳴ります。

道々にあるヤシ。私は中でも、ココヤシが一番好き!

今は、冬の季節風で、葉っぱが痛んでいるけれど、青空に大きく広がるその葉はとても美しいです。

その実はココナッツウオーター、ココナツフレークとどっちも良いよね。

グァムの観光園で昔ながらのココナッツの削り方を見ました。

貝殻で削るのです。シャコ貝の殻なんか良いかもと思いました。

もちろん、今はそんな事はしません。

完成品を買いますが昔はナタで頭を削ったりしました。

 

 

家の前のブーゲンビリア。

 

これはプルメリアの種です。

葉っぱは落ちてしまいましたが頑張っています。

ずっとこのままです。いつ熟すのでしょう。

しかも、アデニウムの種とまったく同じ形をしています。

アデニウムとプルメリアは同じ種族なのですね。