12月24日に三女と無事に退院しました。

12月15日 入院
12月16日 手術

でした。
手術は約3時間、全身麻酔でした。
大好きなパパやお姉ちゃん達と離れること、手術への不安が大きく、入院した日はずっとずっと泣いていました。帰りたい〜パパがいい〜😭

手術からの入院の日々はまた別途記録しておこうと思っていますが、決して楽な日々ではありませんでした。
(最後は楽しかったね、と退院できました)

お腹にいる娘が口唇裂であると分かった時、愕然とする私に医師たちは、「今は綺麗になるから大丈夫。」「治る病気です。大したことではありません。」と口々にいってくれました。

生後3ヶ月の手術の時は胸が締め付けられる思いでしたが、その頃はまだ娘に自分の意思はありませんでした。

今回はもうしっかりわかっていました。
娘は手術も入院も、拒絶していました。

そこを諭し、励まし、体調も万全に整えて、挑んだ手術でした。プールなどの習い事や、保育園もコロナ対策のためにお休みをさせていました。


手術室に向かうベッドの上で眠くなる注射をうつのですが、娘は一切拒みませんでした。
あれだけ嫌がっていたのに覚悟を決めたように横たわる娘をみて、こんな大手術に1人で耐えなくてはならないこと、申し訳なくて涙が止まりませんでした。娘は嫌だけど、私たち親の言うことを信じて、覚悟を決めてくれたんだと思います。

痛みも恐怖も不安も何も変わってあげることはできません。

ここから、本当に娘はこの病気と1人で向き合っていかなくてはいけないんだと思いました。

私たちは、「娘のために」「娘の将来のために」
「適切な時期に」「適切な治療を」「辛い痛みやリハビリを伴う手術を」「娘が嫌だといっても」「それが、娘の将来の為だと信じて」すすめて行かなければなりません。

娘は嫌がりながらも、私たちを信じて、手術に臨みました。

本当にそうなのか…
今の娘で十分可愛いじゃないか…

痛いのも辛いリハビリも1人で耐えなくてはいけないのは娘。

できることなら同じ痛みや恐怖を感じて、わかってあげたい。
それも出来ないのに、こんな手術に臨ませて本当にごめん。


娘が注射でうつらうつらしながら、涙を流す私をみてすごく不安そうな顔をしたのが忘れられません。

しかもこの手術の辛いところは、手術を終えたからといって100%これで大丈夫、終わりですと言えないところ。

何年か経って、骨が足りないとか、骨が溶けてしまったとかで再手術があり得るのです。

本当に残酷。

終わったからって、100%安堵はできないのです。

私を励ますために言ってくれた医師たちの優しさを否定するわけではないですが、決してこの病気は大した病気ではないですなんて言えません。
この病気の人たちは、辛い治療や手術、リハビリ、数えきれない通院を乗り越え、いろんな犠牲を払ってきて、すごくすごく頑張っていると思います。

つらつらとネガティブなことを書き綴るってしまいましたが、入院生活は楽しいこともありました。

それもまた別途書きます。

コロナでずっと面会できなかった大好きな家族と再び生活できる幸せを噛み締めています。
写真は退院のお迎えにきてくれたパパと。

「パパとあったら絶対ぎゅーするねん。」と言っていた娘。
感動の再会でした。