みなさんこんにちは![]()
ソウルは先週の旧正月の週からだいぶ暖かくなりました![]()
朝晩はマイナス気温となりますが、マイナス10度以下の気温は減りました。
このまま春に向かうのでしょうか~![]()
今回は旧正月に各家々で行われている茶礼(차례/チャレ)についてご紹介します![]()
韓国では先祖を供養する法事として茶礼という儀式を行います。
この茶礼は、旧正月や秋夕(旧暦の8月15日)にも各家々で行われています。
もともとの風習では男性のみでこの茶礼を行います。
最近では、新しい世代へこの伝統的な風習を伝えるために、女性や子供達も一緒に参加する家もあります。
ただし、お供えものなどの準備をするのは女性中心の役割となります。
女性達は旧正月の茶礼のために、お供え物などを前もって準備しなければなりません。
お供え物に必要な料理の材料、果物、韓菓子、酒などたくさんの品々をそろえることで、
出費も大きくなります![]()
旧正月時期になると、スーパーマーケットにはお供え物に必要な材料類がたくさん並ぶようになります![]()
料理は魚、肉、野菜などに衣を付けて焼くチヂミの一種でジョンと呼ばれるものや、ナムル、汁物など約20種類近くのお供え物が準備されます。
茶礼を行う祭には、お供え物などを並べる祭壇として茶礼床(차례상/チャレサン)が整えられます。
上座が北向きになるように配置され、正面には先祖の位牌が安置されます。
地域や家庭によっても違いはありますが、お供え物の種類や並べ方にはそれぞれ決まりがあります。
茶礼の流れは、まず茶礼を取り仕切る祭主と呼ばれる家の主人が先祖に酒を注ぎ、祭壇の前でジョル(절)と呼ばれる最敬礼(ひざをそろえ手をついてお辞儀する)を行います。その後、他の参列者も同様にジョルを行います。参列者のジョルが一通り終わると、先祖達の食事となります。先祖の食事時間を見はからい、主人が祭壇の酒を飲み干した後に儀式が終了します。
茶礼を行う祭は男性は韓服、スーツなどの正装をして行います。
旧正月の朝はこの茶礼から始まり、儀式が終了した後に家族でお供え物を食べたり、子供達が大人に挨拶をする歳拝(세배/セベ)を行ったりしながら、久しぶりに集まる家族や親戚達とお正月を過ごします![]()
旧正月に茶礼を行うことは、先祖に一年の始まりを告げ、先祖に対して日ごろの感謝を表し、今年一年の豊作や家族の無事を願う韓国の伝統的な儀式です。
現代では宗教上の理由や、旧正月の連休中にも働かなければならなかったり、旅行に出かけたりと家で茶礼を行わない家族も増えています。
インターネットを使って海外に暮らす家族と新年の挨拶を交わす様子です。
韓国の旧正月の過ごし方も時代と共に変わりつつありますが、
家族や親戚が集まっていろいろな話を交わしながら、次の世代へと風習が受け継がれています。
韓国旅行で実際に茶礼の様子を見ることは難しいですが、景福宮 と同じ敷地内に位置する国立民俗博物館 では韓国の伝統的な行事が分かりやすく展示されています。
みなさんも韓国旅行へお越しの際は、韓国の伝統行事に触れてみてください。
日本とは違う独特な伝統儀式の数々があります。



