私は
寝ているときに
夢をたくさん見るほうだ
昔は
起きても夢か現実かわからなくなったり
キャトられたときも私の身に起きたことが夢か現実か判断出来なかったんだ。
でも夢で見た
光った方の田んぼに巨大なミステリーサークルが出来ててちょっと騒動になったから
あぁ夢じゃなかったんだなって。
そのことは怖かったけど
自分の記憶には安心したんだ。
あれは小学校二年生の時だったかな
鮮明な夢をみて
母にお話した
あたし寝ぼけてて
『あれ?おねえちゃんは?』
って
母さんどこのお姉ちゃんのこと?
っていつも通り優しく笑ってた。
私には兄が3人いるんだけど
姉はいない。
でもその日起きたら私には
次男の次にお姉ちゃんがいたんだ。
兄
兄
姉
兄
私。
どうしても夢だと思えなくて
会いたくて
知りたくて
母さんに言った。
白いワンピース着たおねえちゃん一緒に遊んでくれるんだ。背が高いおねえちゃん。
って
そしたら母さんびっくりした顔して
『昔ね、夢でね、
ピラミッドさん(葦嶽山)でね父さんと松茸取りょったらね
真っ白いワンピース着た ちっちゃい女の子が父さんの周り走り回ってね 、危ない危ないって言よぉったら目が覚めたんよ。母さんその日流産してしもーたんよ。ごうくん(次男)の次の子ね』
母さん目に涙ためてるのわかって
「ちゃんと果奈の夢で成長しとるよ」
って言ったとき
母さんとっても嬉しそうだったのおぼえてる。
この母さんがしてくれた話の続きが昨日の
大人になって話してくれた
父と母の秘密なんだぁ。
(うちのおとんの後半)
私も大人になって
母は 昔私が言ったこと懐かしそうに思い出してこっそり秘密を教えてくれたってわけ。
母子は隠し事できませんなぁ。
うふふ。
繋がってるね。