①冬の京
12月は初旬迄多くの寺院で紅葉のラストチャンスとばかり特別公開されていました。今年は天候に恵まれ美しい色の紅葉があちこちで見られました。
山科区でも同様です。
12月年の瀬は「第九コンサート」が開かれます。ビッグなのは、弟30回大阪城ホール一万人コンサートで、世界一の規模です。球場の観客席は観客ではなく、全部合唱団のようです。小学生もドイツ語の第九を歌ってました、チェロも弾いてました。プログラムは、第九だけでなく、最初が平原綾香の歌う東日本震災の歌「ラブストーリー」でした。
このほか、森山良子の「家族写真」、槇原敬之の「世界に一つだけの花」など最後欄に
動画を載せます。(12/25日追加)

ここは毘沙門堂の弁才天塔の前です。紅く紅葉するドウタンツツジに囲まれています。

弁財天塔屋根

家康の母、おだいの方の念持仏の弁才天で、財産(精神面も)と才能を与える神です。芸能人がよく拝んでいると思われます。真矢みきさんも有名になる前、この毘沙門堂に訪れ、寺と交流されていました。

ここは、その塔の裏の山側で滝行の行場ですので水天が置かれています。私の近所の人が滝行をしたことがありました。
ここ迄訪れる人は少ないです。

前の写真の左の石造の水天です。水天は蛇を持ち、頭が水のぬし、蛇で冠のように飾られています。
山科疏水では、春紹介した子鴨がこの冬食べ盛りになり、大きく成長しています。

「お母さんお腹が減ったよ!」と後ろの3匹

「我慢して待ってなさい。餌さをくれる人間が今行ってしまったけど、我慢して待っていれば、また、来てくれるさ」

山科疏水堤の紅葉です。

そして、1月からの特別公開寺院が次のようにあります。
○期間平成25年1月10日(木曜日)~3月18日(月曜日)
霊鑑寺 庭
金戒光明寺 庭 絵
相国寺 慈照院 茶室
三時知恩寺 庭 絵
得浄明院 戒檀めぐり
知恩院山門 仏像 絵
東寺 五重塔内部
仁和寺 “ 金堂
妙心寺 東海庵 庭
12/14日義士祭り
山科の毘沙門堂から四十七士仮装行列出発 大石の隠れ家のあった大石神社迄
大石神社は大石内蔵助良雄公の隠棲の地。由緒書や宝物殿が有り、鎖の下着(防刃チョッキ)をかなり昔に拝観したことがあります。ナイフによる事件の多い今日でもそんなチョッキが必要かも。


この近所の町内掲示板の前を自転車で通った時掲示板の画鋲がタイヤに刺さり、私の自転車がパンクしました。(ガックリ!)。風がきつい時に張り紙の端が画鋲ごと吹き飛ばされからだと思います。
②天災と温暖化問題
「温暖化海面上昇がIPCCより60%早い」という最新の発表が最近ドイツポツダム気候影響研究所でありました。その論文によると現在、海面は1年あたり3.2ミリメートルの速度で上昇している。一方、IPCC2007年の報告書は2ミリメートルと予測。論文の数値は、21世紀末までに海面が約1メートル上昇するという結果です。
その場合は日本沿岸の設備に被害が多く発生し、住めなくなる地域が広がり、洪水、台風や津波がその範囲を拡大させるのではと私ケンレンは思います。もっと厳しいかも知れない。

疏水堤の紅葉
東京海洋大学2012年秋の講演で木村政昭教授は
「南海トラフにおける発生の可能性は読み取れない。但し、伊豆諸島沖で地震が発生した場合、大きな津波が発生する可能性が高く、津波対策は検討すべき。浜岡原発も有り、電源喪失が怖いですね。
富士山噴火について
富士山噴火の可能性については、今年の富士山周辺地区の水噴火が地底マグマの動きに関連しているが、水噴火により、地底のストレスが解消したとも考えられる。今後、大きな溶岩噴火につながるか、調査を続ける必要はあるが、富士山活動の歴史、最近の動きから、30~40年内の大噴火の可能性は否めない」と2012年の秋に語っています。
怖いですね。
③年賀使用写し絵美写仏

今回は、クリスマスにちなみ、幼子を抱くマリア様の絵画を写し絵写仏化して見ました。シンプル化しています。眠る幼子の表情に注意しました。

右クリックで拡大します。
画像を左クリックでマイピクチュアに取り込みA5以下サイズで印刷して下さい。同じ絵が2つあるものは、A4で印刷し、薄色線の下絵の線をなぞって完成させて下さい。簡単に出来ます。通常色の絵にはトレーシング用紙等の透ける紙を載せて写った線に合わせて筆ペン等で描きます。薄い線は鉛筆で描きます。営利目的の場合は連絡許可をと下さい。

彩色は、色えんぴつやカラーぺん等で薄目に着色して下さい。
誰もがしやすい短時間美写仏です。気軽なアニメ漫画を描くのと似た動作で描きましょう。


2013年は、蛇年ですので、2012年2月ブログに載せた「あやし地蔵」を使用し、蛇のおもちゃ等を添えて見ました。そして、ケンレンの年賀状に使用しました。


なぞり用

携帯用200x324p


疏水堤の紅葉
④田中木叉先生のことば
「(現代人)は米のようにバラバラ。その米をマスに入れると間が出来きて連絡が付く。それを餅につくと・・・。」
餅につくと素晴らしい関係と働きが生まれる。ということでしょうか?

除夜の鐘、皆様良いお年を!
ケンレン京都より
槇原敬之 - 世界に一つだけの花
森山良子 家族写真
一万人の歓喜の歌2011年東日本大震災記念 森公美子出演