

結婚式をよそうさせるハート型ブルーあじさいとブーケ型ホワイトあじさいを京都植物園で発見。ジューンブライドにこのまま飾りで使えそうです。 おめでたい、おめでたい。(^-^)

今年の6月始めて写真のようにびわの実を収穫。カラスが食べているのを見つけて、私も取って見たら小さいけど甘くておいしいです。

大化の改新で中臣(藤原)鎌足と蘇我氏を滅ぼした有名な中大兄皇子のお墓であり、即位後の天智(てんじ)天皇の御陵(ごりょう)の写真です。私の散歩道、京都市山科区御陵にあり、南北に東海道と疎水に接し、全長約560mあります。参道の人が小さく見えます。
御陵の北側の疎水にかかる小橋が写真のように有り、橋を渡ると鉄柵の扉があって「いのしし注意、扉開放厳禁」の看板が有ります。散歩に通った時その近くに住むおばあさんが「この間いのししの親子が鉄柵の扉に来て、その子供が柵をくぐって疎水に落ち流されたり、流されかけた子供もいて警察に知らせ、大たも網で救って親に返した」と話してくれました。
6/14日日本の宇宙探査衛星「はやぶさ君」が帰還した。なぜ「君」をつけたか?それはNHK「あさいち」の解説者柳沢秀夫氏が君を付けて話していたからです。あたかも種々の苦難に耐えて片足の重症で消息不明だった我が子が家に戻って来たようです。飛行機の片翼エンジン飛行より厳しい1/4足(イオンエンジン)飛行になったこと。衛星を製作した専門家でさえ驚きの技術的再生と生還でした。衛星本体の大気圏突入消滅時、夜空での燃え尽きる火の輝きは高速で飛ぶ「火の鳥」のよう。この画像に美しくいとおしいものが感じられました。その衛星の光のこうせきは、我々の将来(未知)の世へ受け継がれ、進化して行くことでしょう。ここに、その詩を作りました。
耐えだえの 天のしめい(命)に 散るいのち 光に実る 未知の世へ
6/20NHK課外授業「ようこそ先輩」
「生命の起源を旅しよう」で辺境生物学者、長沼毅准教授は南極、地球深部、深海等での生物の研究をされている先生が郷里の小学校6年の授業を受け持ちました。先生は生徒に「石の中に生命がいるのを信じますか」と問いかけました。生徒は「いない」と言いました。先生は居るか居ないかを調べて見ようと外の神社に連れて行き、小石を皆に集めさせました。それを学校で①砕き、②砕いた石の粉砕物に培養液を混ぜ、③その培養液を培養後、④顕微鏡で生物がいるかを調べました。すると細菌のような形の生物がたくさんいるのが見えました。生徒は皆驚きました。黒い大腸菌のような細菌が動いていました。動画は参考用の大腸菌です。
先生の話は次のような主旨で続きました。このようにして調べて、太陽の届かない千メートル下の地底の岩石にも生命があるということが分かりました。辺境の生き物の生命力はすごいものです。岩石は、宇宙にたくさん散らばっています。それなら宇宙の星にも生命が存在する可能性があります。例えば木星の衛星のエウロパには水や火山があり地球と同じ気温条件の場所が存在するので生命が存在するのではと考えられます。人が住めない地底の岩石の中、また、深海や南極の氷の中にも生命は存在するのです。ますますすごくたくましい存在と生命力です。地球には私達も含めて何千万種の生物がにぎやかに暮らしています。では、なぜ宇宙には生命が存在するのでしょうか?生命が在った方が良いでしょうか?ない方が良いでしょうか?あなたが宇宙になったとして宇宙の気持ちを書いて下さいと先生が生徒にその答えを書かせました。
宇宙と木星に関連して「ジュピター」(木星)の素晴らしい動画です。
すると、ある生徒は、「戦争や苦しみ(9割で、楽しみが1割を世の中平均とも言う)が多いから生命はない方が良い」という回答の生徒がいました。先生は戦争を無くせる方法はありますかと問うと、「ある」と答えたのでその生徒にその方法を考えるように意見しました。また、「あった方が良い、生命が無かったら冷たくさびしい世界になっていたかも知れない。生命を作ってくれた宇宙に感謝します。感謝しきれないかも知れない。私はこの世に生きられてうれしい。」という回答を提出し読み上げた時、先生は潤んだ目の端を拭いて、「素晴らしい、良く書いた、立派だ」と褒めていました。それは印象的でした。
本当にそうですね「多様性」といって生物が多いと私はそのお陰で色々食べ物が食べられ、奇跡と言われる地球で感謝して暮らせる」
私は、その通りで地球上の現在の当り前の出来事は、驚く程の宇宙の恵み、つまり、英語訳では、「アメージング グレース」で成り立っているのだと言うことです。このことは、むしろ科学者の方が理論的、科学的に理解されていることです。科学者でなくても日常の事柄からちょっと離れ、客観的に考えて見れば理解出来る事です。例えばもし、太陽の存在が無ければ、穀物など食糧生産が行えません。また、空気が無ければ人間は2-3分も生きていけません。その空気は、約5億年前から植物が地表に生まれ、太陽光により光合成でCO2を酸素に変えてくれたお陰。更にそれ以前に海のプランクトン、海藻やサンゴが酸素を作ってくれたお陰、更に40億年前CO2で出来た大気で囲まれた地球の海の中で、バクテリアが酸素を作ってくれたお陰で酸素が吸え息が出来るのです。
先生は最後にこう言っていました。「宇宙はあなた方を愛しているということをずっと忘れないで下さい」と。つまり、宇宙からの愛が生き物を育ているんだと。宇宙には愛があって、宇宙はあなたを愛しているのだと。何と素晴らしい表現でしょうか(直感的表現)!たとえその表現が科学的に正しくないにしても(そりゃー愛は計量不可だから当然…)。大科学者により「宇宙はあるゴールをめざしている。進化しようとする性質を有している。進化という宇宙的な大意志がある」と言われます。先生の言われた愛は愛でも人間のジェラシーを起こし易い恋愛や母性愛ではなく、つまり、限定した人への愛でなく太陽のように平等で誰にでも、ペットにでも、植木にでも、微生物にでも地上のどこでも照らす大いなる愛なのでしょうね。137億年の愛!宇宙137億年のスケールの大きい愛の中に包まれて自分は愛されているといことになりますね。うれしいですね。先生のそういう考え。このNHKのTV番組「課外授業ようこそ先輩」www.nhk.or.jp/kagaijugyouは良い番組です。