京都の自然、内外環境変化、金子みすず みんな違って、みんないい | ケンレンの京都四季と環境問題

ケンレンの京都四季と環境問題

地元四季の写真と環境問題お役立ち情報。前もっていいね、ベタ、読者を有難うございます。(2017年頃までの写し絵写仏は、中止しました。)

  京都市の疎水は、皆が散策やジョギングで楽しむ所、自転車に乗りながらの映像です。昔四の宮様の住まいの山科区四宮近くです。今でも疎水の塀の向こうにイノシシやキツネが現れる程自然に恵まれています。昔は松や桜の木が多かったのですが、平均気温も上がり環境異変で枯れ減っています。温暖化対策を感じます。

現在の国内外の悪い環境から良い環境に変えたいものです。温暖化と経済の環境変化についてですが、経済が減速すると温暖化も減速します。経済が活性化すると温暖化も進行します。温暖化の進行を後退させるには、経済活動の質を変える必要があります。

ケンレンのブログ-金子みすず さて、金子みすずの詩、「みんな違って、みんないい」それが、本当の公平だと思います。アイデンティティーだと思います。何が違っていいのか?それは各国の炭酸ガス削減目標にも言えると私は思うのです。思いやりのある金子みすずさんの考えを学んで見てはどうでしょうか?どうぞ、素晴らしい日本人の一人の金子みすずさんのHPを調べて見てください。

さて、国連の条約国会議(COP)では、「まず先進国は、西暦1320年までに90年比2540%の削減を約束すべきだ」とCOP事務局長が(1/16日朝日新聞で)語っています。この目標値のように昨年の環境サミット、ドイツ提案の目標値8%より大幅に上昇して来ています。それ故、先進国に住む日本人の私達は、途上国より先に目標値を大幅に上げないといけない。途上国は、先に決まった先進国の目標値にバランスを合わし、先進国より低目の目標値を個々に決めることになります。私は、途上国は、その国の事情に合わせた目標値で良いと思います。但し、各国の総合平均が設定の数値目標に合うことが条件です。日本国内の地域別で見ても北海道札幌市は、冬の暖房で相当炭酸ガスを排出せねばならない為、国内平均と異なっていいはずです。ポーランドの国にしても同じことでし、石炭産出国と使用国でもあるからです。

 更にもう一つ削減目標は、固定にするのが常識ですが、①経済状況や②科学進歩の変化によって1-2年程の短期で変えても良いと思います。なぜなら、

①現在、世界経済が急速に減速しています。

例えば、世界の自動車の使用量が3割減って、自動車の生産を昨年比3割止め続けることで炭酸ガスの排出量がかなり減るでしょう。例えば、それで1割減るのであれば、昨年の目標値の6%や8%と言った数値は、クリアしてしまうほどになります。今回の世界不況は、かなり長引くと思われます。国によっても回復速度が変わります。

②科学の進歩でグリーンランド、北極、南極等の地球上の氷の溶解の計算が科学的に出来た時は、それによって、目標値は影響され変更されます。悪い異変が海面の大幅上昇の前に起こり、それを防止するための目標値と対策が最近レスター・ブラウン博士により公表されました。温暖化によりチベットの山々の氷が融けて、川の水量が大幅に減少して、中国も含めて東南アジアの穀倉地帯が荒地化すること。住民の飲料水や食料が減り、餓死者予想されるのです。それが、氷の氷解の速度を計算することによって予想されたのです。



 そこで、今月の2日、3日および17日NHKテレビで公表されましたが、ブラウン博士が、2020年迄に炭酸ガス排出量を80%に減少させる大幅な数値目標の提案と、その具体策として風力発電機、ソーラー発電機およびハイブリッド電気自動車等を早急に生産し、クリーンなエネルギー使用に切り替える産業システム社会の提案をしています。その産業を興すことにより雇用が増加し、経済活動が活性化するとのことです。温暖化対策に積極的考えの米国のオバマ新大統領(あす就任)もクリーンエネルギー関連の産業によって50~数百万人の雇用を創出したいと述べています。その内容は、まだ知らされてませんが、ブラウン案『プランB 3.0www.worldwatch-japan.orgと似たような事が必要だと思います。今がこのクリーンエネルギー社会に変える「チェンジ」の良いチャンスでもあり、その良い時期なのです。